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ALF


 『アルフ』で、主人公のエイリアン「アルフ」を演じていたミッチュ・メサローシュが逝去されました。享年76。


 お恥ずかしいのですが、アルフの中に人が入っているとは知りませんでした。撮影は、パペットと着ぐるみが併用されていたそうです。


 『アルフ』は、1986年から1990年まで放映されていたアメリカのTVドラマです。


 ロサンゼルス近郊に住む平和なタナー家のガレージに、ある日突然落下してきた宇宙人のアルフが、タナー家の人々と繰り広げるファミリードラマです。メルマック星から来たアルフは、身長1mくらいの、全身毛むくじゃらの毒舌キャラクター。


 タナー家は、父親のウィリー(マックス・ライト)に妻のケイト(アン・シェディーン)、ハイティーンのリンに、小学生の弟ブライアンの4人家族。アルフは、この家に居候しますが、傍若無人の態度です。宇宙人をかくまっていることがバレないように、家に客人が来た時は隠れますが、それでもいつもハラハラドキドキを巻き起こすトラブルメイカー。決して、愛すべき宇宙人とも言えないのですが、いつしかタナー家との間に結ばれていく絆に、ちょっとほろりとしたりします。


 日本放映版では、アルフの声を所ジョージが担当し、高らかな笑い声が印象に残りました。父親のウィリー役には、小松政夫が扮しました。ウィリーは、アマチュア無線が趣味の平和主義で穏やかな性格をしており、正反対の性格のアルフとのやり取りが番組のツボでした。


 長女のリンを演じるアンドレア・エルソンは、以前NHKで放映されていたマシュー・ラボートー主演の『マイコン大作戦』のレギュラーメンバーのひとりで、その成長した姿を見せてくれました。


 日本では、NHK教育テレビで放映されていました。

  
 ドラマのオープニングです。