最終予選も終わりました。五輪出場権は、得られませんでした。

 やはり、難しい大会でしたね。

 最近のバレー界の世界事情を知らないのですが、王者ポーランドが、世界最終予選に回るって、一体、ヨーロッパにはどれだけ強豪がいるのでしょう?

 フランスが、2015年のヨーロッパチャンピオンということも知りませんでした。そのフランスも、最終予選に回るって……。

 そんな強いチームがいる状態で、ベスト3に入るというのは、現実的にはとても無理だったでしょう。

 アジア一位の方がまだ可能性はあったと思います。第2戦だったと思いますが、中国に負けた試合が、明暗を決めたと思います。あの試合は、正直なところかなり出来が悪いものでした。やたら、ミスばかりで、自分たちのペースが全く出せない試合でした。あの試合に勝っていたら…出場権が獲れた、とまでは言えませんが、もっと可能性を持つことは出来たのではないでしょうか。

 日本にも、楽しみな若手が現れました。4年後は、開催国枠があるわけですから、出場権枠争いをせずに、ひたすら鍛えていくことが出来ます。

 願いとしては、やはりもっと大きい選手が欲しいです。他のチームでは、2m以上はスタメンにゴロゴロいます。日本はやはり小さいです。

 そして、サーブミス!サーブミスが多すぎます!今の制度では、サーブミスをするたびに相手に一点献上することになるのです。入れておけサーブでは良くありませんが、その時の試合の流れでは、多少安全性を取ることも必要と思います。

 ジャンピングサーブは、エースの可能性もあるし、相手のレシーブを崩す可能性もある強烈なサービスですが、このサーブミス率がとにかく高い。せっかく来た流れを、このサービスミスで自ら切ってしまうのです。まずは、サーブから。ミスを極力なくした、安定性のあるサーブが打てるようになったら、他のプレーも安定が高まるように思います。

 この4年間で、強くなっていく全日本が見たいと思います。

 それにしても、最終試合ではスタメン並べた強いフランスが見たかったなあ。昔見ていたフランスチーム、エリック・ブビエの頃は強かったです。誰だったかなあ。世界的天才センターって言われていた人、アラン……。やっぱり記憶力が悪くなりました。