『サウンド・オブ・ミュージック LIVE!』 | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

銀幕と緑のピッチとインクの匂い

映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。



 スターチャンネルで放映された『サウンド・オブ・ミュージック LIVE!』を見ました。

 これは、昨年のクリスマスに、ライブで全米に放映されたもので、高い視聴率を取ったそうです。つまり、ライブで舞台劇を演じ、それをそのままお茶の間に流したというわけです。ですから、視聴者は、舞台劇を生で見ている気持ちになれるのです。ライブですから、失敗出来ない緊張感が伝わってきました。

 主演は、キャリー・アンダーウッド。カントリー歌手ということで、なかなか迫力ありました。他には、ポスターの右から、トラップ大佐、修道院長、男爵夫人、マックスおじさん、です。

 舞台版は、ずっと前に来日したデビー・ブーン主演のもので見たことがあります。映画とは、曲を使うシーンが違うことが多く、映画を見慣れた身としては違和感もあります。舞台版感想は以前に書きましたので、こちらをご覧ください。

 少し書いておきますと、歌の使われ方で大きく違うのは、「ドレミの歌」「ひとりぼっちのやぎ飼い」「わたしのお気に入り」などでしょうか。

 「わたしのお気に入り」は、修道院で院長とマリアが一緒に歌います。

 「ドレミの歌」は、マリアがトラップ家にやってきて、子供たちと互いに自己紹介した後に、すぐ歌います。この歌を通して、子供たちと仲良くなるという設定です。

 雷に子供たちが怯えるシーンでは、映画では「わたしのお気に入り」の名シーンが思い浮かびますが、舞台では、ここは「ひとりぼっちのやぎ飼い」が歌われます。映画で観られた人形劇のシーンはありません。

 


 「さようなら、ごきげんよう」は、やはりパーティのシーンです。

 こちらは、マリアと大佐。



 子供たちは、セーラー服だと子供っぽく見えますが、実は結構大きいみたいです。



 そして、キャリー・アンダーウッド版ドレミの歌です。



 再放送があります。ちと散財になりますが、スターチャンネルは月ごとに入ることが出来るので、見たい!という方は、是非このチャンスに。当方、回し者ではございません。

 この作品の前には、映画版の放映もあり、ダブルで『サウンド・オブ・ミュージック』を楽しんでしまった夜でした。



サウンド・オブ・ミュージック・ライブ! [DVD]/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

¥1,543
Amazon.co.jp