リヨン×ボルドーフランス対決 | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

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映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

 チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦、フランス勢同士の対決となったリヨン対ボルドーは、ホームのリヨンが3-1で先勝しました。試合は見られないので、感想は述べられません。詳しくはこちら へ。


 率直な気持ちを言えば、3-1はかなりきついな、と思います。リーグ戦では今一つのリヨンですが、やはりCLでは強さを見せますね。選手たちのCL慣れというものや、自信もあるのではないかと推測します。レアル・マドリーを破ったわけだし、チームものっていますよね。


 しかし、それにしても3点も獲られるというのは、やはり先日のカップ戦決勝の疲れなどもあって集中力を欠いたのかと心配でもあります。リヨンは、週末の試合で主力を温存出来たそうですし、やはり違いは大きい。


 良い風に考えれば、フランス勢が必ず一つは準決勝に進めると言われているこの準々決勝ですが、どちらも次に進む可能性は十分あったと思うだけに、やはり潰しあいに思えてしまいます。そして、散るのはどちらか…。ボルドーは苦しくなりましたが、まだまだ可能性は残されていると思います。


 ユーロ2000の決勝。イタリアに1-0とリードされて迎えた後半ロスタイム。あきらめていたら、ビルトールの同点弾は生まれなかったし、ということはフランスの優勝もあり得ませんでした。そして、98年ワールドカップベスト16のパラグアイ戦。私は、あの試合がフランスにとってあの大会で一番苦しい試合だったと思います。打っても打っても、パラグアイの屈強な壁に跳ね返されたフランスを救ったのは、ディフェンスラインから上がったロロが放った一撃でした。私が心底ロロに惚れた瞬間でした。そんな苦しい場面を何度も経験したロロだから、絶対にあきらめたりしない筈。選手も監督を信じて、全力を尽くして欲しいと思います。当たり前のことでしょうが。四つ葉