ありがとう ありがとう ありがとう | ゆきっぺ3kids☻mamaのほぼ推し活ブログ

ありがとう ありがとう ありがとう

2月11日

朝9時半前に姉から電話があり

「お父さんが心肺停止で…」


それから10時すぎに母から電話があり

「お父さんダメやったわ…」




2024年2月11日 10時8分 

最愛の父が誤嚥性肺炎で亡くなりました。





2021年7月16日 進行性核上性麻痺(難病)と診断。


特に治療薬もないので

だんだん歩けなくなり笑顔も言葉もなくなり

今月の初めにインフルエンザAにかかり

熱がなかなか下がらず飲食するのが難しくなり

11日の9時頃にお母さんとお姉ちゃんが

病院に連れて行こうと思ってお父さんを起こそうとしたら

もう呼吸が止まっていたみたいです。


救急隊の方や病院の先生方に

マッサージやAEDなどしてもらいましたが

1時間半やっても反応がなかったらしく

ここでやめるか植物状態になるかの選択を言われ

お母さんは「もう大丈夫です、ありがとうございました」

という判断を下したようです。




去年の夏休みに子供達と実家帰省したのが

お父さんとの最後になってしまった。


ちゃんとお父さんの声を聞いたのは

一昨年の冬休みに実家帰省したのが最後になってしまった。



今年のGWにでも帰省しようと思ってたんやけどな…。

もう会えなくなってしまいました。




ただお父さんが亡くなった日は日曜日で

親戚みんなに連絡がすぐ取れて家に来てくれて

色々と助けてもらいました。


そして病院やショートステイ先ではなく

家で最後をむかえたのも

12日の通夜の日の午前中まで雪が降ってたけど

昼過ぎにはやんだし

13日の告別式の日は晴天でとても暖かくて

お父さんがそう望んでいたんだと思っています。



12日の自宅から式場への移動の際は

家の前に20名以上もの近所の方々がお見送りに来てくれて

お父さんがたくさんの人達に愛されていたんだと

改めて嬉しく思いました。




ゴルフ、スキー、水泳、マラソン…

体を動かすことが大好きで

ディズニー、スペイン村、海、バーベキュー…

出掛けることも大好きで

色んな所に家族旅行で連れて行ってくれました。


学生時代の部活動での送り迎えや

里帰り出産での妊婦健診の送り迎え

一人暮らし先まで遊びに来てくれたり

結婚後も家に遊びに来てくれたりと

車の運転も大好きでした。


コーラ、コーヒー、あんぱんなど

甘いものや肉が大好きでした。


子供も大好きで近所の子や孫とも

たくさん遊んでくれました。


最初はダメだと反対していても

結局はウチの思い通りにさせてくれました。


高校受験で合格した時は一緒に泣いてくれました。


ウエディングドレス姿も見せることができました。


怒られたこともたくさんあったんやろうけど

思い返してみると笑ったり楽しかった記憶の方が多いです。




お葬式では子供達も泣いてました。


それだけじぃじとの楽しかった思い出が

いっぱいあったからだと思います。





難病になんてならなければ

もっともっと長生きできたんじゃないの?


もっともっと喋れたんじゃないの?


もっともっと会えたんじゃないの?


なんでお父さんなのって何度も思います。



じっとしてることが嫌いだったから

動けなくなっていくことが

どれだけ辛かったか悔しかったか。




まだなんとか「おー、おー」と返事してくれてた時期に

子供達と帰省して自宅の介護ベッドで横になってたお父さんに

「お父さん、まだまだ頑張らんとアカンで、頑張ってよ」

って言ったんやけど

あんなに活発で元気やったお父さんがやせ細り

介護ベッドで寝てるなんて…って思ったら

その時に涙が溢れ出てしまってんけど

お父さんが「おー、泣くな」って半笑いで返事して

でもお父さんも涙が流れた時のとこ今でも忘れられない。


心配してくれてありがとうの涙なのか

こんな姿を娘に見せるなんてって悔しい涙なのか

ウチには分からないんやけど

お父さんの中の色んな感情が涙として出たんだろうな。




でもこれでやっと自由に動けるね。


好きなこと出来るね。

好きな物が食べれるね。

好きな所に行けるね。




ほんとにありがとう。

ほんとにほんとにありがとう。


お父さんの娘として生まれてこれて良かったよ。


お父さんがお父さんで良かったよ。


幸せだよ。





お父さんありがとう。