自己紹介を兼ねて、今までの経緯みたいな事を書いてみようかなと思います。


結婚して直ぐから子作りを解禁しました。私は30代目前でしたし、夫も40代。

新婚と言う面でお互いに知らない『面』を持ち合わせていたとも思うし、夫婦二人

ゆっくりと時を刻んでいくのもいいものだと思っていました。

しかし年齢的な事を考えると、一日でも早く子宝に恵まれたいと考える部分も

心の中に大きな気持ちとして、頑として存在していました。


本音を書けば・・・子作り開始したら、数ヶ月で結果が出ると思ってた。

何度か失敗もあるかもしれないけど、きっと1年後には子供が我が家の家族に

なっていると思ってた。家族が増えて、笑いも増えているんだろうって。


でも現実は、そんなに簡単に事を運ばせてはくれなかった。

一ヶ月目、失敗。半年後、失敗。一年後、失敗。


撃沈続きで、私は精神的にも追い詰められていく感じが多くなっていった。

学生時代の友人たちは、続々と子供が生まれて行く。

何人かは出来ちゃった婚で、式も挙げずに家族になっていった。


どうして?

いつも私の心の中に、どうして私たち夫婦の元には、子供が来てくれないんだろう?

そんな事ばかりが頭の中を占領していったのは、結婚して1年が過ぎる事。

嫁ぎ先が地元から離れてしまい、今住む所には友達と呼べる人もいない。

学生時代の友人は、子供が出来て、お母さん友達が増えていた。

人に会うのも嫌になり、家族連れに遭遇するのも嫌になり、軽い引きこもり状態。


自分で自分がだめになる・・・そう思ったのが、婦人科に通い始める原因となった。

何かを得られるような気がしたから。

子供を授かれると思ったから。


もともと生理不順で独身時代から、何度か婦人科には通った事があったから

病院(婦人科)へ行く、ということには別段、抵抗は無かった。この時は。

しかし・・・無知と言うのは、恐ろしい事。

下調べすると怖くなりそうだったから、最低限の事だけを調べ、3ヶ月ほど基礎体温を

記録し続け、自ら向かった病院。だけどこれが良かったのか、悪かったのかは

未だに私には分からない。


そんな中、母からの言葉を聴いて、今までの気持ちがグラッと揺らいだのでした。