フィルムライカ時代は2台持ちで片方にフィルムを詰め、片方には詰めない。ライカは写真機であり愛玩物だから、時々巻き上げてピントを合わせ空シャッターを切って感触を味わうためだ。フィルムライカを使った人なら空シャッターの感触の楽しみを知っているはずだ。人にライカを触らせてシャッターの感触を味わってもらったりする。これでライカにハマった人もたくさんいる、笑。

 

デジタルライカではフィルムカメラと二台持ちでフィルムは入れない。写真はデジタルで、感触はフィルムライカで味わう。フィルムライカは交換レンズのホルダーとなる。そして時々フィルムを入れて撮ってみる。デジタルとは違う集中度が味わえる。デジタルライカは露出計になる。この時36枚一気に撮ってしまう。フィルムを残したままだと空シャッターの悦楽が味わえないからだ。

 

フィルムカメラはオリジナルブラックペイントのM2、M3、M4を複数台づつ持っている。フィルムカメラで今日のボディを選び、デジタルで今日のレンズを選ぶ。

 

デジタルでは撮った写真はすぐチェックできるので、レンズの描写の違いがよく分かるし、フィルム時代と印象が違う事も良くある。よく写らないぼけレンズの描写も楽しめる様になった。50本以上あるライカマウントのレンズ、毎日がレンズテストだ。