イメージ 1

戦前にカールツアイスはCマウントレンズを製造しましたが、戦後は東独イエナがテビドンを、西独ツアイスはアリフレックスレンズに力を入れていたようです。

戦前のツアイスCマウントレンズはビオターの 25mmF1.4だけと思っていましたが、テッサーもありました。15mmですので、25mmも作られていたと思います。
総ニッケルメッキの造りのいい美しいレンズです。

ビオターが1930年製で、このテッサーが1931年ですので、主にCマウントが始まった初期に製造していたようですね。

マウントアダプターで使えるレンズの最大マウント径は37.2ミリで、これ以上のレンズはレンズ側を削らなくてはなりません。
といっても、ターレットに付けて使ったCマウントシネレンズはマウント径が小さく、いままで使えなかったのはケルンスイター50mmF1.4の初期型だけでした。

TVレンズは古くてもツアイステビドンなど、マウント径の大きいのが沢山ありますので注意が必要です。

そして、このテッサーはアダプターで使えないCマウントレンズの2個目となりました、といってもマウント径がなんと37.4ミリ。僅か0.2ミリで最後までねじ込めず、無限が出ませんでした。

アダプターは最大径37.2ミリで一番薄い角のところの強度がぎりぎりですが、戦前の貴重なレンズを削るのもなんなので、アダプターを強引に0.1ミリ広げてもらい、このテッサー専用とし、無事、無限も出ました。
しかし、あまり力をいれると壊れそうなので、アダプターを付けっぱなしにしています(笑)。