
名人といわれたビルハーロウ、レグコラード、ロイタームなど、優れたビルダーが多数在籍していたことで知られています。
またフレーム製造以外にも、カンパをはじめチネリ、レジナ、フィアメ、ワインマン、ユニバーサルなどの輸入代理店をやっており、全国にパーツの供給をしていました。
50年代の英国は不況で、ライトウェイトのカスタムビルダーがどんどん廃業していくなか、ホールズワースは52年にフレディグラブを、56年にクロードバトラーを、63年にマクリーンを吸収してどんどん大きくなっていき、80年代まで続いた希有な存在でした。この辺はラレーと似ていますね。
60~70年代にはアメリカ、カナダにフレームや完成車を輸出し、他のビルダーやメーカーにもフレームを供給していました。
1987年にマスプロメーカーのファルコンに売却され、その後もホールズワース、クロードバトラーネームで生産が続き、今でもクロードバトラーネームの自転車が作られています。
ホールズワースはカンパと組んで、積極的にレースをサポートしていました。写真の車は1956年のサイクロンというモデルで、レイノルズ531のDBチューブ、ファンシーなハンドカットラグの軽量な車です。すでにカンパエンドで変速レバーとBB上のローラー式ワイヤーガイドは直付け、フロントダブルの大陸仕様で、スケルトンも近代的です。当時としてはかなり進んだビルダーだったようです。