皆様、こんにちは。

毎年の事ではありますが、オーチャードのクリスマスの飾り付けもハロウィンが終わるより前から取りつけられ、早いなあ!と思っていたら、あと今年も残り1ヶ月あまりとなりました。

シンガポールは、日常生活もままならないような厳しすぎる規制続きの大変な一年でした。
情報も氾濫していて、何が正しいのか、どうすることがベストなのか、様々な場面においておそらく、多くの選択することを強いられた一年だったのではないでしょうか

 

今まであったものがなくなる時、制限をかけられる時、私たちはとても不安を覚えます。

従わなくては何も無くなってしまう、、変化したくないから、今までと同じ生活をするためには従うしかない、、と不安に襲われ、大きなストレスを感じることでしょう。

 

ですが、変化をしないものは世の中で、何もないのです。


変化しないもの、それは、本来の自分。


それは、実体ある限りない意識の存在のことを言います。


実体があるとは、現在、過去、未来、という時間に限定されず、常にどんな時にもある存在のベース。
本質があるからこそ、身体、感覚、心はあります。
どんな時も変わらずあり続け、限界がありません。


コーヒーを飲んだり、美味しいものを食べたり、旅行に行ったり、家族と楽しい時間を過ごしたり、それらは幸せを感じる為に行なっています。
どんな人も幸せである状態が好きで、違和感を感じることはないでしょう。
それは、とても自然であるからです。


ですから、本来の自分とは、『幸せ』であるということもヨガの教えにあります。


悲しみや苦しみ、怒り、嫌悪などを避けたいと思うのは、私たちの本来の姿ではないからです。

 

本来の自分とは、実体ある限りない存在。


自由や幸せは、自分自身を指し、人はそんなふうに自分を知るべきです。
そうすることで、人は自由になることができ、自分を悩ませていた様々な事柄から解放されることでしょう。

 

自由や幸せは、与えられるものでも、勝ち取るものでもなく、本来、自分の内側にあるものです。

 

 

SAYA