この数年は家族のために突っ走ってきた感が否めない。

家族。持ってわかる、独特の存在。

独特か。確かに、かけがえの無い、唯一の存在だ。

それを守るのは俺しかいない。

だから、ブログ更新なんて出来ないんだ。

せっかく立ち寄ってくれたブログなのに、唐突な告白で済まないと思う。

創作意欲というものは、ある程度の自由から湧き上がるのであって、日々いろんなもの(つまり、社会のしがらみやら何やら)が心の目、耳、鼻、口、生殖器などにつまっていると、意欲のいの字も出てきやしないものなんだ。たまーにそんな気分がうずく時もあるけれど、たいてい深夜で、深夜は妻と子が寝ているんだ、だからおとうさんの俺は、やつらの睡眠を邪魔しちゃいけない。そう思えば、キーボードをキャチャカチャとか言わせて、気ままにふるまうなんて出来ないわけなのだ。

わかるか。

独身の頃は良かった、なんて言わないさ。

今の方が過去よりずっといい。ずっと、だ。

幸せだけど、制約されることがいくつかあるのは確かなことだ。

でもな、最高な気分を維持するためには何だってするさ。

つまり、そういう事だ。