忘れてたけど、誕生日だった。8月の最終日、俺は44歳になった。
この歳になっても、いっぱい悩み、迷い、苦しんでいるから、物心ついてからの人生は、そうそう変わるものでもないのかも知れない。
だが、それら悩み、迷い、苦しみの先に、小さいながらも確実な応えがあるなら、ぬかるんだ道も歩く甲斐があるというものだ。
俺は旅をしている。
旅の先々で出会う何かに出会えることを楽しみにしているから、困難な道でも歩いて行こうと思えるのかも知れない。
その時々に幸せは必ずある。
その幸せは、小さくて気付かないくらいかも知れないが、必ずある。
道々眺める雲みたいな幸せだ。

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