昨今、これまで日本の雇用の根幹であった終身雇用制度の終焉のような雰囲気が見え始めています。

小泉内閣での労働者派遣法の改正もとっかかりの1つですが、最もインパクトがあったのはトヨタ自動車の豊田章男社長も終身雇用の継続が困難と発言したことだと思いますが。個人的に日本の企業風土の中に別の要因があると考えていますが。

 

この将来的な不安を背景に今の若手は勉強するという意識が高いと思いますし、実際、同僚で勉強を始めている人は多いです。その内容は新聞を購読して政治・経済を学んだり、語学・資格の勉強をしたりなど様々です。しかし、勉強を始めるにあたって、学生と同じような点を取って成績を収めることを最終目標としてはだめだと思います。つまり”知識を身に着けるため”に勉強をするのではなく、”最終的にスキルを身に着ける”ことを目標として取り組むべき方が有益だという事です。

 

学生は学問を学ぶ人間であり、社会人は価値を生み出す人間という違いがあります。もちろん最近は学生がインターン生として就労する場合も多くあり線引きが難しいと思います。また、社会人が大学に入りなおす場合は別です。いずれにせよ学生が既存分野の根幹から応用を学ぶのに対して、社会人はバックグラウンドの応用から実用までを学びアウトプットにつなげるように注力する方がよいと思うのです。つまり教養より実学重視ということです。知識はその量にもよりますが、比較的短期で覚えることができますが、スキルの習得には数年かかる場合がほとんどで、キャリアの後半に身に着けることが厳しいと思います。

 

以上の理由から、スキルの習得に主眼を置いた勉強をするべきかと考えました。

 

まぁ、題材に何を選ぶかの違いであって勉強の本質は変わらないかなとも思います。