続きです。



そもそもこの起業家さんにモヤっとした理由は

ただ講座を受けないと言っただけで

相手にしてもらうことばっかり考えるな

とメッセージを添えていたことだ。


彼女からしたら

一円にもならない客のために、どうして私があなたの欲しそうな言葉をかけてあげなきゃいけないのよ💢

ってとこなのかなと思う。


このくだりにモヤるポイントは

普通にしてただけなのに、突然イチャモンつけてきやがったコイツ💢

という印象をあたえられたからだ。


勿論、サービスを受ける気が無いのに、ハッキリと断らず、相手に気を持たせるようなら言葉をかけたのが悪いのかもしれない。

自分が悪者になりたくないから、程の良い言葉を並べてる狡さを指摘して責められたような気がして腹が立つのかもしれない。

が、しかし。

それ以前に、私の過去の古傷が蠢いたのだ。


振り返ると、物心ついた頃から、私の姉はヤクザだった。

ただ部屋に座っているだけで「邪魔」と言って蹴られた。

ただ目が合っただけで「見たんじゃないよ」とキレられた。

突然目を見つめてきて、晒したら「勝った」と言われた。

とにかく理不尽だった。


あまりの理不尽さに悲しくなり泣くと、父も母も

「うるさい」

と私を責めた。


テレビのアイドルを見ては悪口を言い、共感しないと「こんな価値観も分からないの?」とバカにされて責められた。

小学校の頃、クラスの子にいじめられて帰ってくると、「今日えりかがxxちゃんにランドセル持たされて帰ってた。私はあんたが奴隷になっている姿を自分の友達に見られて恥ずかしかった。どうしてあの子の奴隷になってるの?」と責められて、その後父と母にも責められた。

あの頃、心の中でずっと思っていた。

家であんたたちの奴隷になってるんだから、家の外で誰の奴隷になろうが好きにさせてくれよ。

たった6歳の女の子が起きてる時間、ずーっとそんな感じで責められて否定されて、こんなことを思わせる人達。

私、本当に可哀想。よく耐えたよ。頑張った。


こんな辛い記憶をずっと忘れようとしていた。心が壊れてしまうから。

きっと、今は心が育って受け止められるようになったから、少しずつ思い出してきたのかな。

そろそろ、この記憶に寄り添って、幼少期の傷を浄化させる時期に来たのかな。


ちなみに、こう言った辛い記憶を辛いと言えずにいる理由は

ほらまた被害者ぶって。

相手を悪者にしてるよね。えりかが悪いのに。

などと否定されてきたから。


コミュニケーションで、どんなに相手が悪いシチュエーションでも、愚痴ると

そんな人周りにいるの?

まだそんな人と縁切ってないの?

と、私の気持ちに寄り添わず、否定されるような声かけしかされてこなかったから。



自分を受け入れられる経験、愛される経験が少ないから、愛を拾えないし、自分を否定する言葉ばかりを拾い集める癖がついている。


今回、この起業家さんのブログを見て、そんなことに気づけた。

少しずつ、ゆっくりで良いから、過去の記憶を呼び起こして、浄化させたい。