時代の変化 | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
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昨日の中医協でもついに「薬歴問題」が取り上げられた。

正確には議題こそ上がっていなかったが、終了後にとある委員が取り上げ延長戦へと突入した。

まずはじめに厚労省の今回の対応に対する厳しいご意見から始まった。

国としては各団体(日薬、保険薬局協会、チェーンドラッグストア協会)に薬歴の記載に関するアンケートを実施し調査するとの回答。

これに対し当初は「公表せず」とだれかが行っていた気がするが、するどい指摘が入る。

「結果については中医協の場で発表してほしい」

この意見はもっともである。

塩崎大臣は「今回の問題と調剤報酬の改定についてはわけて議論をしてほしい」とコメントをしているが、そうは問屋がおろさない。

並行して進んでいる問題として、調剤助手と薬局と医療機関の隔離が進んでいる。

医薬分業という考えが徐々に崩れ、国の政策として広まった薬局が世間の敵とされようとしている。

時代は厳しいものである。

ここ数年の薬局バブルがついに終わる時が来ているのか。。。


そんな時代の転換期を傍目に、いまの若い薬剤師たちはどう生きるのだろうか。

現状薬剤師は貰っているわけでもなく、貰っていなくもないという給与水準である。

ようは、最初高くてゴールはそれほど。みたいなところだろうか。

世の中の平均年収が440万円前後と言われる中、大学卒業と同時にそれ以上を手にする若手もいる。

それなのにお金がないと嘆いている若手もいる。

時代に対して危機感の無い若手が非常に多いということを最近懸念している。

というよりも「常識しらず」である。

プライドと理想だけは、富士山よりも高いがモラルは砂山程度である。

「働いてやっている」

そんな気持ちがどこかにあるのではないだろうか。

在宅に積極的に取り組む薬剤師の多くは、純粋に仕事を楽しんでいるように見える。

しかし、転職を繰り返す薬剤師たちは単純に「今」しか見ていない。

たかだか勤務歴数年で、「この会社のビジョンと自分のビジョンが違う」なんて言葉が言えるのだろうか。

逆に「あなたのビジョンはどうなの?」と問いたくなってしまう。

まだまだ薬剤師不足は続いてはいるが、同時に薬局がいまのまま維持出来るかわからない時代にもなってきている。

10年後、どういう市場になっていて薬剤師はどうなっているのだろうか。

転職を繰り返す薬剤師に対するニーズはあるのだろうか。

「働く」ということをもう一度考えてみてほしい。

「働いてやっている」ではない。

薬剤師が補充されれば、自分は思っている程必要とされている人間ではないのかもしれない。

そうなってからではもう手遅れである。




Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
(希望は常にある、乗り越え、立ちあがろう!)

「こまがたこうだいのぜんこく薬局放浪記」はじめました!vol.9
ロンドン~ロンドン~楽しいロンドン編







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