ふと、かんがえた | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
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『どうやったら、薬局に気軽に入れるようになりますか』


今日はこんな質問から入りたいと思います。


ふと事務員さんとランチを食べて、薬局の前を通った時に聞きました。

「ここの薬局はきれいですよね」

「でも、どうしたら薬局に気軽に入れますかね?」

「Yさんどうです?」


Yさんとは弊社の事務の主婦さんであり、子どもになにかあると病院に行く、過保護病院マニアです。

よく貰う薬局ネタなんかは彼女から仕入れています。


そんな、Yさんが私の問いに応えたのですが、その答えに「薬剤師でない」という自分のスタンス。「普通の人」という感覚を思い出させて貰いました。


問い

「どうしたら薬局に気軽に入れますかね?」



答え

「風邪とかうつりそうだからなるべくは入りたくないですよね」


これぞ、シンプルかつ一般人(業界内じゃない方)の考えですよね。


いましきりに面対応型という形が模索されています。

OTCの販売や物販、血液測定などたくさん考えられていますね。

しかし、薬局は病気やケガを扱う所。

この時期であれば、どこの薬局でもインフルエンザで忙しいかと思います。

「薬局には入りたくない」

そんな心理が働くわけですね。

特に子どもを持つ親なら当然です。


では、ドラッグストアはどうなのでしょうか。

これが不思議と、ドラッグストアやコンビニはそういう風に思わないんですね。


一概には言えませんが、時代の流れが自分たち本位で「薬局は憩いの場」「健康ステーション」みたいな感じになっています。

しかし、多くの薬局の店舗は調剤室と待合室だけの店舗であり、薬を受け取る以外の機能を備えていません。


健康拠点事業にしろ何にしろ、求められていることが大きくなりそれに対応しようという試みはいいと思いますが、対応するだけのインフラが整っていないのではないでしょうか。


「OTCを何品目揃えなさい」

 ⇒それだけおくスペースありますか?

「在宅をしなさい」

 ⇒そもそも一人薬剤師の問題はどこに行ったのでしょうか?

「薬局の憩いの場へ」

 ⇒待合室で陣取りゲームでもすればいいのでしょうか。


昔、とある方がこう言っていました。

「東京駅で完全面対応型の店舗を作ろうと思ったら、最低2000品目近くは必要である。」

医師が専門医化し、偏在していることがプライマリーケア学会などで話題となっています。

しかし同じ様に薬局も門前の科目に依存し専門化してしまっているのではないでしょうか。



「ふと、おもいます」


いまの時代の変化に対応できる(できている)薬局とはどれくらいあるのでしょうか。




Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
(希望は常にある、乗り越え、立ちあがろう!)

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