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今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその678です。

 

presence」の語源、同語言語previous, absent、関連知識プレゼンテーション、「presence」を含んだ名言ドロシー・トンプソンなどを載せています。

 

presence(プザンス、プズンス)」の意味は、「存在/ある[いる]こと、出席/参列、面前/人前、駐留(軍)」などです。

 

 


 

鉛筆フレーズ

an overwhelming presence圧倒的存在感

 

Messi vs Nigeria1” by Кирилл Венедиктов

- Wikimedia Commons - CC BY-SA 3.0

 


 

カギメモ/語源
 「presence」の語源は、ラテン語の「praeesse(前にある[いる/存在する])」です。

 

 「praesum」は、「前に」を意味する「prae-」と「ある[いる]/存在する」を意味する「esse」から成っています。

 

 「prae-」と「esse」の語源はそれぞれ、インド・ヨーロッパ祖語の「*per- (1)(前に)」「*es-(ある[いる]/存在する)」です。

 

 「前にある[いる/存在する]こと」という意から、現在の「presence(ある[いる]こと/存在)」の意味につながっています。

 

 同語言語には、

 ■ essence [名] 本質/エッセンス (語源:存在する

 ■ prepare [動] ~を用意[準備]する/調理する (語源:前に[前もって]準備する)

 ■ represent [動] ~を代表する/表す/表現する;~の役を演じる (語源:前にある[いる]→差し出す/示す→再び差し出す[示す]) などがあります。

 


 

地球語源⇒意味

presence /ˈprez(ə)ns/

prae- 「前に(before)+ esse 「ある[いる](be)/存在する(exist)

⇒ 『前にある[いる/存在する]こと

[名] 存在/ある[いる]こと 出席/参列 面前/人前 駐留(軍)

 


 

四角オレンジ同語源語①

previous /ˈpriːviəs/

prae- 「前に(before)+ via 「道(road)

⇒ 『前にある/以前に起きた

⇒ 『[形]  以前の/前の/先の

 

四角オレンジ同語源語②

absent /ˈæbs(ə)nt/

ab- 「離れて(off)+ esse 「ある[いる]/存在する(be)

⇒ 『離れている/不在の

[形] ①欠席[欠勤/不在]の 欠けて/ない ぼんやりした/放心した

 


 

四角グリーン派生語

presentation [名] 贈呈/提示/(口頭)発表[プレゼン]/上演
 

パン関連知識(Wikipedia)
プレゼンテーション(英:presentation)
情報伝達手段の一種。聴衆情報を提示して、理解を得るようにするための手段である[1]。特に視覚情報が重視され、視覚情報伝達手段の一種と定義されている場合もある[2][3]日本語ではプレゼン略称されることも多く[3]、特に広告業界では早くから浸透している[3]

「プレゼンテーション」『ウィキペディア日本語版』 - 2022年11月8日 (火) 02:33 - 変更履歴

 

Frank Schulenburg giving a presentation at Wikimania 2011” by Southgeist

- Wikimedia Commons - CC BY-SA 3.0

 


 

メールQuotes/名言

Peace is not the absence of conflict but the presence of creative alternatives for responding to conflict - alternatives to passive or aggressive responses, alternatives to violence.ドロシー・トンプソン(1893-1961、アメリカ合衆国のジャーナリスト)
(平和とは、紛争がない状態のことではなく、紛争に対応するための創造的な代案がある状態のことです。それは、消極的な対応でも、攻撃的な対応でも、暴力でもない代わりの手段がある状態です)

 


Dorothy Thompson 1930
- Wikimedia Commons - Public Domain

 


 

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■ 41. represent “表す”

■ 254. entity “実体”

637. previous “以前の”