【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその677です。
「laboratory」の語源、同語言語(collaborate)、関連知識(ロスアラモス国立研究所)、「laboratory」を含んだ名言(マリ・キュリー)などを載せています。
「laboratory(英:ラボラトリ、米:ラブラトーリ)」の意味は、「研究所[室]、実験所[室]、試験所」などです。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
Los Alamos National Laboratory【ロスアラモス国立研究所】
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【関連知識(Wikipedia)】
ロスアラモス国立研究所(英:Los Alamos National Laboratory)
“アメリカ合衆国エネルギー省傘下の国立研究機関である。”
”第二次世界大戦中の1943年に、マンハッタン計画の一環として原子爆弾の開発を目的としてニューメキシコ州ロスアラモスに創設された。”
”軍事研究と一般の理学・工学研究、安全保障等の社会科学研究を行っている。”
(「ロスアラモス国立研究所」『ウィキペディア日本語版』 - 2022年11月16日 (水) 02:10 - 変更履歴)
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「働く」⇒「働く場所/仕事場」という意から、現在の「laboratory(研究所/実験室)」の意味につながっています。
同語言語には、
■ collaborate [動] 共同して働く[行う]/協力する (語源:一緒に働く)
■ elaborate [形] 苦心して作り上げた/精巧な/入念な [動] ~を念入りに作り上げる;磨きをかける/詳しく述べる (語源:精を出して働く→苦心して作り出す)
■ labor [名] 労働/骨折り/労働者/出産 (語源:働く/精を出して働く) などがあります。
【語源⇒意味】
laboratory [英] /ləˈbɔrətri/ [米] /ˈlæbrəˌtɔːri/
= labōrō 「働く(work)/精を出して働く(toil)」
⇒ 『働く場所/仕事場』
⇒ 『[名] 研究所[室]/実験所[室]/試験所』
【同語源語】
collaborate /kəˈlæbəˌreɪt/
= con- 「一緒に(with)」+ labōrō 「働く(work)/精を出して働く(toil)」
⇒ 『共に働く』
⇒ 『[動] 《自》 共同して働く[行う]/協力する』
【Quotes/名言】
“A scientist in his laboratory is not a mere technician: he is also a child confronting natural phenomena that impress him as though they were fairy tales.” ー マリ・キュリー(1867-1934、ポーランド出身のフランスの物理学者/化学者)
(研究室にいる時の科学者は単なる技術者ではありません。まるでおとぎ話の様な感動を与えてくれる自然現象と向き合う子供でもあるのです)
“Marie Curie c1920”
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