662. capable “有能な/できる”

【コーヒーページ説明】

今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその662です。

 

「capable」の語源、同語言語（accept, capture）、派生語（capability）、関連知識（ケイパビリティ）、「capable」を含んだ名言（クリスティアーノ・ロナウド）などを載せています。

 

「capable（ケイパブル）」の意味は、「有能な、能力がある/できる」などです。

 

 

 

【鉛筆センテンス】

You are capable.【あなたは有能だ[あなたにはできる]】

 

 

【カギメモ/語源】

　「capable」の語源は、ラテン語の「capābilis（取る[つかむ]ことができる）」です。

 

　「capābilis」は、「取る」を意味する「capiō」と「～できる」を意味する「-ābilis」から成っています。

 

　「capiō」の語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「*kap-（しっかり握る）」です。

 

　「しっかり握る」⇒「取ることができる」という意から、現在の「capable（できる/有能な）」の意味につながっています。

 

　同語言語には、

　■ accept [動] ～を（快く）受け取る/受け入れる/認める （語源：しっかり握る→～を取る）

　■ capture [動] ～を捕らえる/攻略する/獲得する [名] 捕獲/攻略/獲得物 （語源：しっかり握る→取る）

　■ catch [動] ～を捕らえる/つかまえる/つかむ/見つける；（時間）に間に合う/（病気）にかかる；引っかかる/（火が）つく/捕手をする  （語源：同上） などがあります。

 

 

【地球語源⇒意味】

capable /ˈkeɪpəbl/

＝ capiō 「取る（take）」+ -ābilis 「～できる（able）」

⇒ 『取ることができる』

⇒ 『[形] ①有能な ②《of ～で》～の能力がある/できる』

 

 

【四角グリーン派生語】

capability [名] 能力/才能/手腕
 

【パン関連知識（Wikipedia）】
ケイパビリティ（英：capability）
“一般的な英語の意味で、才能や能力と言う意味である。経営学や防衛産業では「organizational capabilities」を省略してケイパビリティーとしている。これは企業や組織が持つ、全体的な組織的能力、あるいは企業や組織が得意とする組織的能力のことを言う。”

（「ケイパビリティ」『ウィキペディア日本語版』 - 2022年9月7日 (水) 08:17 - 変更履歴）

 

 

【四角オレンジ同語源語①】

accept /əkˈsept/

＝ ad- 「～に（to）」+ capiō 「取る（take）」

⇒ 『～を取る』
⇒ 『[動] 《他》①～を（快く）受け取る/受諾する ②～を受け入れる/容認する ③～を認める/みなす』

 

【四角オレンジ同語源語②】

capture [英] /ˈkæpʧə/ [米] /ˈkæpʧər/

＝ capiō 「取る（take）」

⇒ 『取る』
⇒ 『[動] 《他》 ①～を捕らえる/捕虜にする ②～を攻略[占領]する ③～を獲得する ④（心など）をとらえる』

『[名] ①捕獲 ②攻略 ③獲得物』

 

 

【メールQuotes/名言】

“I see myself as the best footballer in the world. If you don't believe you are the best, then you will never achieve all that you are capable of.” ー クリスティアーノ・ロナウド（1985-、ポルトガルのサッカー選手）

（私は自身を世界最高のサッカー選手だと思っている。もし自分が一番と信じられないなら、できること全てを達成することはないだろう）