【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその648です。
「warn」の語源、同語言語(guarantee)、派生語(warning)、関連知識(警告色、ウォーニングゾーン)、「warn」を含んだ名言(インディラ・ガンディー)などを載せています。
「warn(ウォーン)」の意味は、「~に警告[注意]する、~に通知[予告]する」などです。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
a duty to warn【警告[注意]する義務】
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「warn」の語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「*wer- (4)(覆う/注意する)」です。
同語言語には、
■ cover [動] ~を覆う/扱う/(ある距離)を行く [名] 覆い/カバー/表紙 (語源:覆う)
■ guarantee [名] 保証(書)/担保(物件) [動] ~を保証する/請け合う (語源:覆う/注意する→守る/保証する)
■ warrant [名] 令状/証明書/正当な理由 [動] ~を保証する/~の正当な理由となる (語源:覆う/注意する→守る/保証する) などがあります。
【語源⇒意味】
warn [英] /wɔːn/ [米] /wɔːrn/
= *wer- (4) 「覆う(cover)/注意する(heed)」
⇒ 『覆う/注意する』
⇒ 『[動] 《他》 ①~に警告[注意]する ②~に通知[予告]する』
『[動] 《自》 《of ~で》~を警告[注意]する』
【同語源語】
guarantee /ˌgærənˈtiː/
= *wer- (4) 「覆う(cover)/注意する(heed)」
⇒ 『守る/保証する』
⇒ 『[名] ①保証(書) ②担保(物件) ③出演料/ギャラ』
『[動] 《他》 ~を保証[約束]する/請け合う』
【派生語】
warning [名] ①警告/注意 ②警報 ③通知/予告 [形] 警告の
【関連知識①(Wikipedia)】
警告色(英:Warning colouration)
“生物がもつ派手な体色のことをいう。警戒色、危険色とも言う。主に有毒の生物に見られる色彩であり、捕食者など自分に害を及ぼす他の生物に対する警告の役目を担う。”
- Wikimedia Commons - CC BY-SA 3.0
【関連知識②(Wikipedia)】
ウォーニングゾーン(英:warning zone)
“フェンスの手前数メートルの領域には、外野手が打球を追いながら後退する場合に、目で見なくても足元の感触でフェンスまで近いかどうかが分かるよう、芝が無くなっていたりラインが引かれていたりする。その領域はウォーニングゾーン (warning zone) もしくはウォーニングトラック (Warning track) という。”
【Quotes/名言】
“On the one hand, the rich look askance at our continuing poverty - on the other, they warn us against their own methods.” ー インディラ・ガンディー(1917-1984、インドの政治家/元首相)
(富める者たちは、今なお続く私たちの貧しい現状を疑わしい目で見る一方、他方では彼らなりのやり方に従うよう警告する)
“Indira Gandhi 1977”
- Wikimedia Commons - Public Domain