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今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその633です。

 

gene」の語源、同語言語gender、関連知識融合遺伝子, ジェンダーなど)、gene」を含んだ名言リチャード・ドーキンスなどを載せています。

 

geneーン)」は「遺伝子」を意味します。

 

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鉛筆フレーズ

a fusion gene【融合遺伝子

 

Gene Fusion Types” by Guy Leonard

- Wikimedia Commons - CC BY-SA 3.0

 

パン関連知識①(Wikipedia)

融合遺伝子(英:fusion gene)

“2つの異なる遺伝子が一体となることで新たに形成された遺伝子である。染色体転座、中間部欠失染色体逆位英語版の結果として生じる場合がある。融合遺伝子はヒトのあらゆる種類の新生物で広くみられる[1]。”

「融合遺伝子」『ウィキペディア日本語版』 - 2022年7月6日 (水) 23:14 変更履歴

 


 

カギメモ/語源

 「gene」の語源古代ギリシア語の「geneá(発生/家系)」です。

 

 「geneá」の語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「*gene-生む/産む」です。

 

 「生む/産む」⇒「発生/家系」という意から、現在の「gene(遺伝子)」の意味につながっています。

 

 同語言語には、

 ■ gender [名] 【文法】性/ジェンダー/性別 (語源:生む/産む→種族/種類)

 ■ generation [名] 同時代の人々/世代/発生 (語源:同上)
 ■ hydrogen [名] 水素  (語源:生む/産む→水を生み出すもの)  などがあります。

 


 

地球語源⇒意味

gene /dʒiːn/

geneá 「発生(generation)/家系(descent)

⇒ 『遺伝

[名]  遺伝子

 


 

四角オレンジ同語源語

gender [英] /ˈdʒendə/ [米] /ˈdʒendər/

*gene-生む/産む(give birth)
⇒ 『種族/種類
⇒ 『[名]  【文法】性ジェンダー/性別

 

パン関連知識②(Wikipedia)

ジェンダー(英:gender)

“現在、英語圏では、"gender"生物学的な性も社会的な性も指す単語として用いられる。”

 

“語源はラテン語: "genus"(産む、種族、起源)である。共通の語源を持つ言葉として"gene"遺伝子)、"genital"(生殖の)、フランス語: genre(ジャンル)などがある。「生まれついての種類」という意味から転じて、性別のことを指すようになった。”

「ジェンダー」『ウィキペディア日本語版』 - 2022年7月19日 (火) 02:02 変更履歴

 

パン関連知識③(Wikipedia)

性(文法)(英:gender)

“関連する語のふるまいに文法的に反映する名詞の分類体系のこと[1][2]で、名詞の文法範疇の一つ[3]である。”

 

“名詞の性によって、その名詞と文法的に関連する語のかたちが変わる現象を「性の一致」という。例えばロシア語では主語の名詞の種類によって、動詞の過去形が男性・女性・中性の3通りにかたちを変える。これは、動詞の過去形が主語の名詞と性の一致をしているのである。”

「性 (文法)」『ウィキペディア日本語版』 - 2022年7月11日 (月) 14:07 変更履歴

 


 

メールQuotes/名言
We have the power to defy the selfish genes of our birth and, if necessary, the selfish memes of our indoctrination.リチャード・ドーキンス(1941-、イギリスの進化生物学者/動物行動学者)
(私たちには、生まれながらの利己的な遺伝子に逆らう力がある。必要とする者には、植え付けられてしまった利己的なミームにも逆らうことができる)