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今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその629です。

 

reward」の語源、同語言語regard、関連知識報酬系、「reward」を含んだ名言ジョン・ラスキンなどを載せています。

 

reward(リウォード)」の意味は、「報酬/ほうび、謝礼金/賞金、~に報酬[ほうび]を与える、~に報いる」などです。

 

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鉛筆フレーズ

promise a great reward 【大きな報酬を約束する】

 

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- pxhere - Public Domain

 


 

カギメモ/語源

 「reward」の語源アングロ=ノルマン語の「rewarder[reguarder](注視[監視]する)」です。

 

 「rewarder[reguarder]」は、「再び(again)/強意」を意味する「re-」と「見る(look)/保護するprotect」を意味する「warder[guarder]」から成っています。

 

 「warder[guarder]」の語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「*wer- (3)(見張る)」です。

 

 「見張る」⇒「注視[監視]する」⇒「(監視に対する)報酬を与える」という意から、現在の「reward(報酬(を与える))」の意味につながっています。

 

 同語言語には、

 ■ award [動] ~を授与[裁定]する [名] 賞/裁定(額)(語源:見張る→よく見た後に判定する/裁定後に与える)

 ■ guard [動] ~を守る/監視する [名] 護衛者/見張り (語源:見張る見る/保護する

 ■ regard [動] ~を(…と)みなす/注視する [名] 配慮/注意 (語源:見張る注視[注意]する→考慮(する)) などがあります。

 


 

地球語源⇒意味

reward [英] /rɪˈwɔːd/ [米] /rɪˈwɔːrd/

re- 「再び(again)/強意」+ warder[guarder] 「見る(look)/保護する(protect)

⇒ 『注視[監視]する、(監視に対する)報酬を与える

[名]  報酬/ほうび謝礼金/賞金

[動] 《他》 ~に報酬[ほうび]を与える ~に報いる

 


 

四角オレンジ同語源語

regard [英] /rɪˈgɑːd/ [米] /rɪˈgɑːrd/

re- 「再び(again)/強意」+ warder[guarder] 「見る(look)/保護する(protect)
⇒ 『注視[注意]する、考慮(する)
⇒ 『[動] 《他》 ①~を(…と)みなす/考える (ある感情や態度で)~を見る/注視する ~を評価[尊重]する ~を考慮に入れる/~に注意を払う

[動] 《自》 注視する 注意を払う

[名] ①配慮/思いやり;注意/考慮 敬意/好意 よろしくというあいさつ 点/箇所

 


 

パン関連知識(Wikipedia)

報酬系(英:reward system)

“インセンティブ顕現性(たとえば報酬に対してのモチベーション欲望渇愛)、連合学習(おもに正の強化古典的条件づけ)、ポジティブ感情、とりわけ喜びの中核(幸福感、エクスタシー)を司る神経回路のグループである[1][9]。”

「報酬系」『ウィキペディア日本語版』 - 2022年3月15日 (火) 17:19 変更履歴

 

ARS - Foods high in zinc
- Wikimedia Commons - Public Domain

 


 

メールQuotes/名言
The highest reward for a person's toil is not what they get for it, but what they become by it. ジョン・ラスキン(1819-1900、イギリスの美術評論家)
(苦しい仕事に対する最高の報酬は、それによって得られるものではなく、その過程でつくられる我々自身の姿だ)

 


John Ruskin 1863
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