【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその604です。
「statement」の語源、同語言語(state)、関連知識(損益計算書, コーポレート・ステートメント)、「statement」を含んだ名言(アーニー・エルス)などを載せています。
「statement(ステイトメント)」の意味は、「述べること/発言、声明/陳述、計算書/明細書」などです。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
false statement 【虚偽の陳述】
【メモ/語源】
「statement」の語源は、ラテン語の「stō(立つ/立っている)」です。
「立つ」⇒「立っている位置/置かれている状態/社会的地位|記録に置く」という意から、現在の「statement(述べること/声明)」の意味につながっています。
同語言語には、
■ amusement [名] おもしろさ/楽しみ/娯楽 (語源:楽しむこと)
■ instance [名] 例/実例 (語源:中に立っている/近くにある存在)
■ stance [名] 姿勢/立場/スタンス (語源:立っている場所) などがあります。
【語源⇒意味】
statement /ˈsteɪtmənt/
= state 「述べる(state)」+ -ment 「名詞を作る接尾語」
⇒ 『述べること』
⇒ 『[名] ①述べること/発言 ②声明/ステートメント/陳述 ③計算書/明細書 ④【文法】平叙文/陳述文』
【関連知識①(Wikipedia)】
損益計算書(英:income statement(US), profit and loss statement(UK))
“財務諸表の1つである。企業のある一定期間における収益(revenue)と費用(expense)の状態を表すために、複式簿記で記録されたデータを集計することによって、貸借対照表などと同時に作成される。”
(「損益計算書」『ウィキペディア日本語版』 - 2022年5月26日 (木) 02:46 - 変更履歴)
“Sankey Diagram - Income Statement” by ADRIANCHIOGNA
- Wikimedia Commons - CC BY-SA 4.0
【関連知識②】
コーポレート・ステートメント(英:corporate statement)
企業が自社の理念や使命、イメージを社会に伝えるために簡潔な文やフレーズで表現したもの。「コーポレート・スローガン」「コーポレート・メッセージ」とも呼ばれる。
“Hitachi Group Logo”
- Wikimedia Commons - Public Domain
【同語源語】
state /steɪt/
= stō 「立つ/立っている(stand)」
⇒『立っている位置/置かれている状態/社会的地位|記録に置く』
⇒『[名] ①状態/ありさま ②国家/政府 ③州』
『[形] ①国家の/政府の ②州の』
『[動]《他》~を述べる/明言する』
【YouTube】
“A silent statement | Mercedes-Benz EQC” by Mercedes-Benz India
【Quotes/名言】
“Mondays are a good day to make statements, not Friday.” ー アーニー・エルス(1969-、南アフリカ出身のプロゴルファー)
(ステートメントを作るなら金曜ではなく、月曜が向いている)
“Ernie Els” by Peter
- Wikimedia Commons - CC BY-SA 2.0