【難】46. cerebral “脳の/大脳の”

【コーヒーページ説明】

今回の記事は、難単語シリーズその46です。

 

「cerebral」の語源、語例、関連知識（大脳皮質（cerebral cortex））、派生語（cerebrum）、同語言語（corner）などを載せています。

 

難易度はLV10（引用：標準語彙水準SVL12000）、使用頻度は10407位です（引用：WORD AND PHRASE .INFO）。

 

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【カギメモ/語源】

　語源は、イタリック祖語の「*kerazrom（脳）」です。

 

　「*kerazrom」の語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「*ker-(1)（角（つの）/頭）」です。

 

　「角/頭」という意から、現在の「cerebral（（大）脳の）」の意味につながっています。

 

　同語言語には、

　■ corner [名] 角（かど）/隅（すみ）/曲がり角/窮地 [動] ～を窮地に追い込む （語源：角）

　■ keratin [名] ケラチン/角質 （語源：角の物質）　

　■ triceratops [名] トリケラトプス （語源：3本の角を持つ動物）　などがあります。

 

 

【地球語源⇒意味】

cerebral /ˈsɛrəbrəl/, /səˈriːbrəl/

＝ *ker-(1) 「角（horn）/頭（head）」
⇒ 『脳』
⇒ 『[形] ①【医学】（大）脳の ②知的な/理性的な』

 

【スマホ語例】

◯ the cerebral cortex of mammals （哺乳類の大脳皮質）

 

【パン関連知識（Wikipedia）】

大脳皮質（英：Cerebral cortex）
“大脳の表面に広がる、神経細胞の灰白質の薄い層。その厚さは場所によって違うが、1.5mmから4.0mmほどで、大脳基底核と呼ばれる灰白質の周りを覆っている。”
 
“知覚、随意運動、思考、推理、記憶など、脳の高次機能を司り、神経細胞は規則正しい層構造で整然と並んでいる。”

（「大脳皮質」『ウィキペディア日本語版』 - 2021年8月2日 (月) 00:07 - 変更履歴）

 

“Brain diagram ja”

- Wikimedia Commons - Public Domain

 

 

【四角グリーン派生語】

cerebrum [名] 大脳
 

 

【四角オレンジ同語源語】

＝ （＊）cornua 「角（＝cornū（角）の複数形）」
⇒ 『[名] ①角（かど）/隅（すみ） ②曲がり角/街角 ③窮地/苦境 ④辺鄙（へんぴ）な所/地方』
『[動] 《他》 ①～を窮地に追い込む ②～を隅に置く』

 

（＊）cornua

＝ *ker-(1) 「角（horn）/頭（head）」

⇒ 『[名] 角』