【難】36. parenthesis “丸括弧/挿入語句”

【コーヒーページ説明】

今回の記事は、英検1級レベルの難単語シリーズその36です。

 

「parenthesis」の語源、語例、関連知識（丸括弧、挿入語句）などを載せています。

 

難易度はLV10（引用：標準語彙水準SVL12000）、使用頻度は16103位です（引用：WORD AND PHRASE .INFO）。

 

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【カギメモ/語源】

　「parenthesis」の語源は、ギリシア語の「parentithenai（挿入する）」です。

 

  「隣に/そばに（beside）」を意味する「para-」と「中に（in）」を意味する「en-」、「置く（put）」を意味する「tithenai」から成っています。

 

　「tithenai」の語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「*dhe-（置く）」です。

 

　「中に入れて隣に置く」⇒「挿入（語句）」 という意から、現在の「parenthesis（挿入語句/丸括弧）」の意味につながっています。

 

　同語言語には、

　■ encompass [動] ～を取り囲む （語源：中にコンパスで円を描く）

　■ paradise [名] 天国/楽園 （語源：隣が[周りが]壁で囲まれている庭園/公園）

　■ synthesis [名] 総合/合成 （語源：一緒に置く）  などがあります。

 

 

【地球語源⇒意味】

parenthesis /pəˈrɛnθəsɪs/

＝ para- 「隣に/そばに（beside）」+ en- 「中に（in）」+ tithenai 「置く（put）」+ -sis 「名詞を作る接尾辞」
⇒ 『中に入れて隣に置くこと/挿入（語句）』
⇒ 『[名] ①《通例複数形で》（丸）括弧（かっこ）/パーレン ②【文法】挿入語句』

 

【パン関連知識①（Wikipedia）】

丸括弧（英：parenthesis）
“パーレン（英: parenthesis の略）とも言う。一般に括弧と言った場合は丸括弧を指す。なお、小括弧（しょうかっこ）と呼ばれることもあるが、この呼び方は望ましくないと考えられる[注 1]。”

（「括弧」『ウィキペディア日本語版』 - 2021年10月8日 (金) 01:48 - 変更履歴）

 

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【スマホ語例】

◯ use parentheses within parentheses （括弧の中に括弧を使う）

 

 

【パン関連知識②（Wikipedia）】

挿入語句（英：parenthesis, 複数形：parentheses）
“文章の一節の中に挿入される注釈的・修飾的な語または節、文のことで、必ずしも文法上の接続を持たなくてもよい。通常「( )」（丸括弧）、「–」「—」（ダッシュ）、「,」（コンマ）で囲まれるか区切られることで示される[1]。”
 
“英語では、丸括弧は「round brackets（curved brackets）」だが、挿入語句と同じ綴りの「parentheses（パーレン）」とも呼ばれる。挿入語句は必ずしも括弧によって囲まれる必要はないが、主に修辞学での丸括弧の使用は、ほとんどの文脈の中で丸括弧に「parentheses」という用語を当てるようにさせた。”

（「挿入語句」『ウィキペディア日本語版』 - 2013年4月16日 (火) 12:38 - 変更履歴）