今回の記事は、難単語シリーズのその6です。
「facet」の語源、意味、関連知識、語例などを載せています。
難易度はLV10(引用:標準語彙水準SVL12000)、使用頻度は8946位です(引用:WORD AND PHRASE .INFO)。
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【メモ/語源】
語源は、フランス語の「facette(小さい顔[面])」です。
「face(顔)」と「指小辞(=「小さい」「少し」という意味を表す接辞)」を意味する「-ette」から成っています。
「face」の語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「*dhe-(置く)」です。
「置く、置かれた[作られた]形/顔」 ⇒ 「小さい顔[面]」 という意から、現在の「facet(切子面/面)」の意味につながっています。
【語源⇒意味】
facet /ˈˈfæsɪt/
= face 「顔/面」+ -ette 「指小辞(=「小さい」「少し」という意味を表す接辞)」
⇒ 『小さな顔[面]』
⇒ 『[名] ①(多面体・宝石などの)平面/切子(きりこ)面 ②(人・物事の)面/様相』
【関連知識(Wikipedia)】
ファセット・カット(英:facet cut)
“宝石の加工方法のひとつ。基本的に透明石に施され、宝石の表面に角度の違う多数の切子面(ファセット)を持たせることによって、光を屈折させ、内部から輝いているように見せるカット方法である。”
(「ファセット・カット」『ウィキペディア日本語版』 - 2021年2月2日 (火) 10:37 - 変更履歴)
“Cut Ruby”
- Wikimedia Commons - Public Domain
【語例】
◯ a facet of a diamond (ダイヤモンドの切子面)
◯ examine every facet of the problem (その問題のあらゆる面を調べる)