【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその469です。
英単語"occasion"の語源、派生語、同語言語、関連知識、動画、名言などを載せています。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
special occasion 【特別な時[出来事/機会]】
“champagne_champagne_toast_new_years_eve_new_year_2017_toast_drink_alcohol-1204443”
- pxhere - CC0 Public Domain
【YouTube①】
“Special Occasion” by Coca-Cola
【メモ/語源】
「occasion(オケイジョン)」は、「(特定の)時/場合、(特別な)時/出来事/行事、機会/好機」などの意味を持つ単語です。
語源は、ラテン語の「occidō(下に落ちる)」です。
「~に対して(against)/下に(down)」を意味する「ob-」と「落ちる/降る(fall)」を意味する「cadō」から成っています。
「下に落ちる」⇒「降りかかる/訪れること」という意から、現在の「occasion(時/出来事/機会)」の意味につながっています。
同語言語には、
■ accident [名] 事故/アクシデント
■ case [名] 場合/ケース
■ cascade [名] 小滝/カスケード などがあります。
【語源⇒意味】
occasion /əˈkeɪʒən/
= ob- 「~に対して(against)/下に(down)」+ cadō 「落ちる/降る(fall)」
⇒ 『下に落ちる、降りかかる[訪れる]こと』
⇒ 『[名] ①《通例on occasionで》(特定の)時/場合 ②(特別な)時/出来事/行事 ③《a/the occasionで》機会/好機』
【派生語】
occasional [形] ①時折の/時々の ②特別な場合の/予備の
occasionally [副] 時折の/時々
【同語源語】
= ad- 「~に(to)」+ cadō 「落ちる/降る(fall)」
⇒ 『~に落ちる/降る、降りかかる[訪れる]こと』
⇒ 『[名] ①(身体的危害を伴う予期せぬ/不慮の)事故/出来事/災難 ②偶然(の出来事)/運』
【関連知識(Wikipedia)】
TPO(ティーピーオー)
“Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合。Opportunityと使われることもある)の頭文字をとって、「時と場所、場合に応じた方法・態度・服装等の使い分け」を意味する和製英語。この概念の発案者は「VAN」ブランドの創始者・石津謙介である。”
(「TPO」『ウィキペディア日本語版』 - 2017年9月13日 (水) 18:41 - 変更履歴)
【YouTube②】
“Baku 2015: Rise to the occasion” by The 2nd European Games/Вторые Европейские Игры
(*)rise to the occasion:「難局をうまく乗り切る、困難な状況で力を発揮する」
*動画の右下の「字幕ボタン」で字幕のON/OFFの設定ができます。
【Quotes/名言】
“Use the occasion, for it passes swiftly.” ー オウィディウス(43 BC- AD 17/18、古代ローマの詩人)
(好機を活用しなさい。なぜなら、それはすぐに過ぎ去るからである)
“Publius Ovidius Naso in the Nuremberg chronicle XCIIIv”
- Wikimedia Commons - Public Domain