【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその446です。
英単語"commodity"の語源、同語言語、関連知識、動画、名言などを載せています。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
invest in commodities 【一次産品[商品]に投資する】
“commodities” by Lou Gold
- flickr - CC BY-NC-SA 2.0
【メモ/語源】
「commodity(コモディティ)」は、「産物/商品、必需品/日用品、便利な[有用な]もの」などの意味を持つ単語です。
語源は、ラテン語の「commodus(当てはまる/便利な)」です。
「一緒に(together)」を意味する「com」と「方法/方式(measure)」を意味する「modus」から成っています。
同語言語には、
■ communication [名] 伝達/コミュニケーション
■ model [名] 模型/モデル [形] 模型の [動] (~の)模型を作る
■ mold [名] 鋳型 [動] ~を型で作る などがあります。
【語源⇒意味(辞書)】
commodity [英] /kəˈmɒdəti/ [米] /kəˈmɑdəti/
= com- 「一緒に(together)」+ modus 「方法/方式(measure)」
⇒ 『一緒の/共通の方式、当てはまる/便利な』
⇒ 『[名] ①(農業・鉱業などの)産物/商品;《しばしば複数形で》必需品/日用品 ②便利な[有用な]もの』
【YouTube①】
“What is a Commodity?” by Investor Trading Academy
*動画の右下の「字幕ボタン」で字幕のON/OFFの設定ができます。
【同語源語】
communication
= com- 「一緒に(together)」+ mūnus 「義務/務め(duty)」
⇒ 『義務や務めを一緒に持つ[共有する]、みんなと共有する』
⇒ 『[名] ①伝えること/伝達/連絡 ②意思疎通/コミュニケーション ③報道/通信/情報』
【関連知識①(Wikipedia)】
商品経済(英:commodity economy)
“財の生産・消費が自給自足ではなく他者との分業と交換によって成立している経済である。反意語は自給自足経済。”
(「商品経済」『ウィキペディア日本語版』 - 2018年1月30日 (火) 06:34 - 変更履歴)
【関連知識②(Wikipedia)】
商品先物取引(英:Commodity Futures Trading)
“農産物や鉱工業材料等の商品を将来の一定日時に一定の価格で売買することを現時点で約束する取引であり、先物取引 (Futures) の一種である。”
(「商品先物取引」『ウィキペディア日本語版』 - 2018年2月4日 (日) 19:37 - 変更履歴)
【YouTube②】
“What Are Commodity Futures? - SmarterWithMoney” by Religare
*動画の右下の「字幕ボタン」で字幕のON/OFFの設定ができます。
【関連知識③(Wikipedia)】
コモディティ化(英:commoditization)
マルクス経済学の用語で、“市場に流通している商品がメーカーごとの個性を失い、消費者にとってはどこのメーカーの品を購入しても大差のない状態のことである。なお英語の「commodity」は日用品程度の意味しかないが、別儀としては必需品など生活に欠かせないものも指し、後述されているようにその分野の物品は消費者の生活にとって無くては困るものともなっている。”
(「コモディティ化」『ウィキペディア日本語版』 - 2018年1月28日 (日) 05:12 - 変更履歴)
【Quotes/名言】
“Strategy is a commodity, execution is an art.” ー ピーター・ドラッカー(1909-2005、オーストリアの経営学者)
(戦略は商品であり、実行は芸術である)
(≒戦略に関する知識や情報は、商品化によって入手/利用するのが容易いが、それを実行することが難しい)
“Drucker5789” by Jeff McNeil
- Wikimedia Commons - CC BY-SA 2.0