【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその440です。
英単語"patent"の語源、同語言語、関連知識、動画、名言などを載せています。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
trumpet patent 【トランペットの特許】
“Trumpet Patent from 1939” by Patents Wall Art
- flickr - CC BY 2.0
【メモ/語源】
「patent(パテント)」は、「特許(権)/特許品、特許の/特許権を持つ、明白な、~の特許をとる/~に特許を与える」などの意味を持つ単語です。
語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「*pete-(広げる)」です。
「広げる/開かれている」⇒「公開された書状/特許状」という意から、現在の「patent(特許)」の意味につながっています。
同語言語には、
■ expand [動] ~を広げる/広がる
■ pan [名] 平なべ
■ passport [名] パスポート/旅券 などがあります。
【語源⇒意味】
patent [英] /ˈpeɪtənt/ [米] /ˈpætənt/
= *pete- 「広げる(spread)」
⇒ 『広げる/開かれている、公開された書状/特許状』
⇒ 『[名] 特許(権)/パテント/特許品』
『[形] ①特許の/特許権を持つ/特許に関する ②明白な/はっきりした』
『[動] 《他》 ~の特許をとる/~に特許を与える』
【同語源語】
= *pete- 「広げる(spread)」+ port 「港(port)」
⇒ 『広げる/伸ばす、通過する/港を通過する権限』
⇒ 『[名] パスポート/旅券』
【関連知識①(Wikipedia)】
特許(英:patent)
“特許は、有用な発明をなした発明者またはその承継人に対し、その発明の公開の代償として、一定期間、その発明を独占的に使用しうる権利(特許権)を国が付与するものである。”
(「特許」『ウィキペディア日本語版』 - 2017年12月14日 (木) 16:00 - 変更履歴)
【関連知識②(Wikipedia)】
特許庁(英:Japan Patent Office、略称:JPO)
“工業所有権関連の事務を所掌する経済産業省の外局である。発明、実用新案、意匠及び商標に関する事務を行うことを通じて、経済及び産業の発展を図ることを任務とする(経済産業省設置法22条)。”
(「特許庁」『ウィキペディア日本語版』 - 2017年8月18日 (金) 08:56 - 変更履歴)
【関連知識③(Wikipedia)】
弁理士(日本)(英:patent attorney)
“弁理士法で規定された知的財産権に関する業務を行うための国家資格者である。”
“弁理士は、優れた技術的思想の創作(発明)、斬新なデザイン(意匠)、商品やサービスのマーク(商標)に化体された業務上の信用等を特許権、意匠権、商標権等の形で権利化をするための特許庁への出願手続代理や、それらの権利を取消又は無効とするための審判請求手続・異議申立て手続の代理業務を行うものである。”
(「弁理士 (日本)」『ウィキペディア日本語版』 - 2017年11月10日 (金) 23:19 - 変更履歴)
【YouTube①】
“Future tech: Sony files U.S. patent for smart contact lens that records and plays video - TomoNews” by TomoNews US
*動画の右下の「字幕ボタン」で字幕のON/OFFの設定ができます。
【YouTube②】
“Copyright, Trademark and Patent: What's the Difference?” by LegalZoom
(*)copyright:「著作権」、trademark:「商標」
【Quotes/名言】
“I make more mistakes than anyone else I know, and sooner or later, I patent most of them.” ー トーマス・エジソン(1847-1931、アメリカの発明家)
(私は私が知っている他の誰よりも多くの失敗をしている。そして遅かれ早かれ、その失敗のほとんどで特許を取るのだ)
“Thomas Edison2” by Louis Bachrach
- Wikimedia Commons - Public Domain