【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその412です。
英単語"diligent"の語源、派生語、同語言語、関連知識、動画、名言などを載せています。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
a diligent bee 【勤勉な[よく働く]ハチ】
“I Can BEE Diligent” by Enokson
- flickr - CC BY-NC-ND 2.0
【メモ/語源】
「diligent」は「勤勉な/熱心な、入念な/骨折りの」などの意味を持つ単語です。
語源は、「分かれて(apart)」を意味する接頭辞「dis-」と「選ぶ(choose)」を意味する「legō」から成る、ラテン語の「dīligō(重んじる/愛する)」です。
「選んで分ける」⇒「~を高く評価する/愛する、~に心や入念さを傾ける」という意から、現在の「diligent(勤勉な/入念な)」の意味につながっています。
同語言語には、「intelligent(知能の高い/インテリジェント)」「legend(伝説)」「neglect(怠る)」などがあります。
【語源⇒意味】
diligent /ˈdɪlɪʤənt/
= dis- 「分かれて(apart)」+ legō 「選ぶ(choose)」
⇒ 『選んで分ける、高く評価する/心を傾注する』
⇒ 『[形] ①勤勉な/熱心な/精励な(=仕事や学業などにつとめ励むこと) ②入念な/骨折りの』
【派生語】
diligence [名] 勤勉/精励
diligently [副] 精を出して/こつこつと
【同語源語】
intelligent
= inter 「2つの間/中間(between)」+ legō 「選ぶ(choose)」
⇒ 『2つの中から選ぶ、識別[理解]する力のある』
⇒ 『[形] ①知能の高い/理解力のある ②聡明な/頭のよい』
【関連知識(Wikipedia)】
デューディリジェンス(英:Due diligence)
“ある行為者の行為結果責任をその行為者が法的に負うべきか負うべきでないかを決定する際に、その行為者がその行為に先んじて払ってしかるべき正当な注意義務及び努力のことで、転じて投資やM&Aなどの取引に際して行われる、対象企業や不動産・金融商品などの資産の調査活動である。”
“「デューデリジェンス」とも発音・表記される。口頭で「デューディリ」「デューデリ」、文章では「DD」と略すこともある。”
「due」は形容詞で「当然の/正当な/しかるべき」、「due diligence」は法律用語で「当然の/正当な/しかるべき注意や努力」の意。
(「デューディリジェンス」『ウィキペディア日本語版』 - 2013年8月1日 (木) 02:23 - 変更履歴)
【YouTube①】
“How to be diligent ?” by Kim pais
【YouTube②】
“Diligent Ants” by Adam Meier
(*)diligent ants:「よく働くアリたち」
【Quotes/名言】
“To be idle is a short road to death and to be diligent is a way of life; foolish people are idle, wise people are diligent.” ー 釈迦(c.563/480- c.483/400 BC、仏教の開祖)
(怠るのは死の道、努め励むのは生の道である。 愚かな人は怠り、智慧ある人は努め励む)
“Gandhara Buddha (tnm)”
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