【ページ説明】
今回の記事は、英単語を紹介するシリーズのその410です。
英単語"sore"の語源、派生語、関連知識、動画、名言などを載せています。
【サイト内の全索引】
【フレーズ】
a sore thumb 【痛い親指】
“You can't use a tool with a sore thumb. Avoid accidents^ Victory. - NARA - 535254”
- Wikimedia Commons - Public Domain
【メモ/語源】
「sore」は「痛い/ひりひりする、心が痛む/感情を害した、触れると痛い箇所」などの意味を持つ単語です。
語源は、インド・ヨーロッパ祖語の「苦しめる(afflict)」を意味する「*sai-」 です。
「苦しむ/痛い」という意から、現在の「sore(痛い/ひりひりする)」の意味につながっています。
【語源⇒意味】
sore [英] /sɔː/ [米] /sɔr/
= *sai- 「苦しめる(afflict)」
⇒ 『苦しむ/痛い』
⇒ 『[形] ①痛い/ひりひりする ②悲しむ/心が痛む ③感情を害した/腹を立てた』
『[名] ①触れると痛い箇所 ②嫌な思い出/苦痛の原因』
【派生語】
soreness [名] 痛み/苦痛
【関連知識①(Wikipedia)】
咽頭痛(いんとうつう、英:Sore throat)
喉(のど)の痛みのこと。「のどが痛い」は「have a sore throat」。
“咽頭痛を起こす疾患はいくつか知られている。大まかに分けると感染性疾患、腫瘍(喉頭癌、咽頭癌、悪性リンパ腫など)、自己免疫性疾患(SLE、川崎病、天疱瘡など)、カラオケなど機械的刺激によるものがあげられる。ほとんどが感染性、特にウイルス性疾患である。ほとんどが良性疾患で致死的ではないが、まれに「致死的な疾患による咽頭痛(killer sore throat)」も存在する。”
(「咽頭痛」『ウィキペディア日本語版』 - 2017年9月30日 (土) 18:48 - 変更履歴)
【YouTube①】
“Bye-bye Sore Throat!” by Strepsils Arabia
【関連知識②(Wikipedia)】
単純疱疹(たんじゅんほうしん、英:Herpes simplex)
“皮膚に生じる単純ヘルペスウイルス感染症の一種。単純ヘルペス(たんじゅんへるぺす)とも呼ばれる。口唇にできるものを口唇ヘルペス(こうしんへるぺす)といい、英語ではCold soreと呼ぶ。”
“口唇ヘルペスは風邪をひいたあとなど免疫力が落ちた時にできやすく、俗に「風邪の華」「熱の華」と呼ばれる。”
(「単純疱疹」『ウィキペディア日本語版』 - 2016年12月22日 (木) 11:27 - 変更履歴)
【YouTube②】
“Dog furious after owner brings up sore subject” by Rumble Viral
(*)furious:「激怒した」
(*)bring up sore subject:「触れると痛い/触れてほしくない話題を持ち出す」
*動画の右下の「字幕ボタン」で字幕のON/OFFの設定ができます。
【Quotes/名言】
“Sore today, Strong tomorrow”
(今日は痛い、けれど明日には強くなれる)
“man-1282232_960_720”
- Pixabay - CC0 Public Domain