ホールクロック大きなのっぽの時計。 10年ほど前、父にもらいました。 両親が揃って最後に我が家に来た日、父は帰る間際まで ソファーに掛けてじっとこの時計を見ていました。 生来の無口な父は、パーキンソン病が進行してだんだん 体の自由が利かなくなっても、愚痴一つこぼさなかった。 あの日、時計を見ながら父はいったい何を考えていたのだろう。 チャイムの音がだんだん小さくなってきた、そろそろ乾電池を 取替えなくちゃ。