朱色の紳士

機内の斜め前に、座っていた紳士(？)の靴に釘ずけの私。

エナメルの靴は、履き込んであるのにピッカピカ。
おまけに、その靴と全く同じ色の朱色の靴下。

「おじさん」と言ったら怒られそう。
「おじさま」の響きを醸し出す方でした。

こだわりなのか、オシャレなのか、ゲンカツギだかは分かりませんが・・・
この人にしか出せない雰囲気を持っているのは、確かです。

機内では、食事も取らず仕事の資料をチェック。
その後も、新聞のビジネスの所を開かれていました。

ジャケットも、持っているのは紙袋まで、同じく朱色。
盗撮・・・ ちょっとストーカーの様ですが、それだけ惹きつけられたのです。

独自の世界観を持っている方なのだろうな～
ここまで自分を確立できたら凄いなと感じた年の瀬、フランスからのリポートでした。


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