西武線 某所

とある、3月の日。

前日は暖かかったのに、

うってかわって西高東低の冬型。

当然ながら、身も心も寒いのですよ。

そんな時に泡泡戦隊。

さっそく、電話します。

なんだよ、出ないじゃん。

と思ったら間髪いれずに、コールバック。

たどたどしい口調に心配になりながら、

雑居ビルの階段を昇ります。

ピンポーン？

あれ出ない。

ピンポンが2つあるのは、罠なのかな？

もう一つの方を。

ピンポーン？

出ない…。

最後にもう一度、

ピンポーン！

ガチャ。

ちょっと幸薄そうな嬢が。