今日は語りたい気分。つまんなくてごめんなさい。
戦争やテロが起こる理由、それは憎悪と報復の連鎖に拠るところが大きい。
つまり、戦争は歴史においても繰り返されてきたものであり、
そこにまた起因するものもあるわけで、その過去を消せない以上、
その繰り返しを止めるのはなかなか困難なものである。
ここ最近のテロ関係のニュース見てて、いろいろ思うところもあり、
学生のときに勉強していたあたりのことをまた調べてみたりして。
今ちょうど読んでいる本がイギリスのよろしくない部分を言及している本で、
それではパレスチナ問題の原因を作ったのはイギリスだと書かれてます。
(それはまあ実はその通り)
「アラビアのロレンス」という映画を知っていますか。
知ってるけど見たことない、という人が多数だとは思います(古いし長いし)。
ちなみにあたし的にはとっても大好物なカンジの映画なんだけど(w
帝国主義を引きずったあの時代の各国の思惑入り乱れるゴタゴタが
結局、今のパレスチナ・イスラエルあたりの紛争に起因しているわけで。
当時、アラブを支配していたのはオスマン・トルコだったわけですが、
第一次大戦が勃発して、ドイツ側に立っていたオスマン・トルコを内側から切り崩す為に
アラブ勢力に反乱を起こすように働きかけたのがイギリスで、
その反乱を率いたのが英国軍人のロレンスでした。・・・映画はそのストーリーです。
イギリスが提案したその見返りは「アラブの独立」
これに呼応する形でアラブ勢力は反乱を起こしたのでありますよ。
これを「フサイン・マクマホン協定」といいます。
ところが一方、その前にフランス・イギリス・ロシアの間で
こっそりとある密約が交わされていました。
それは戦後のオスマン・トルコ領すなわちアラブの分割に関する内容のもので、
「サイクス・ピコ協定」といわれるものです。
もちろん「アラブ独立」なんて謳われてあろうはずもありません。
(この後ロシア革命が起こってこの密約が大っぴらになったのです)
さらにイギリスは泥沼化する第一次大戦を優位に展開するために、
裕福なユダヤ人勢力の支持を取り付けようと「ユダヤ人国家の建設」を約束します。
それはもちろん「約束の地」であるパレスチナにです。
その約束の書簡をロスチャイルドの当主に送ったとされています。
このときの外相の名前を取ってねこれを「バルフォア宣言」といいます。
わかりやすい解説
このときにイギリスが勝手に約束してしまったこの大いなる矛盾が、
90年後の今日にいまだこの状況を生み出しているわけですね。
その本の中に書かれていたことですが、
フセインがクウェートに攻め込んだときの言い分は
「クウェートはもともとイラク領だ」
それを聞いたトルコの人は「イラクはトルコ領だった」と言ったそうです。
歴史上、征服したりされたりそういうことは限りなくあったことで、
そんなことを持ち出しているとホントにキリない・・・と思うんだけど。
それは北方領土とかにしても同じ事なんだけども。
そのときそこにすでに住んでいる人がいるんだから、
上手に共存していく道を模索することは出来ないのかなと思います。
そういうことを歴史から学んでいかないとね。