
この映画の第一作が公開されたのは1976年。
私が初めて見たのはおそらく80年代に入ってからのはずなのですが、
間違いなく聖書に興味を持ったのはここからです。中学生のときに読破しました。
しかし内容的にはまったく理解できなかったですけどね・・・。
主人公ダミアンは悪魔の子として6月6日6時にこの世に生を受けました。
この有名な666の数字は新約聖書の「ヨハネの黙示録」第13章に「獣の数字」として登場。
前後の文章を読んでも、666=獣=悪魔という図式がよくわからないのですが、
聖書も読まずクリスチャンでもない多くの人々が666という数字を認識しているのは、
間違いなく「オーメン」の影響だと思われます。この影響力ってのはすごいですよね。
ということで、WOWOWでオーメンの一挙放送をやっていたので3作品を観ました。
初見はたぶん小学生くらいのときだったかと思います。
音楽の先生♀がグレゴリー・ペックのファンだったのをなぜか覚えているので(笑)。
第一作が赤子ダミアン~幼児ダミアン編。
幼いダミアンの周りで何人もの死を伴う不可解な事件が続き、
やがてその正体に気づいた父親に殺されそうになりながらも生き延びるところまで。
第二作が思春期ダミアンが自分の使命に気づく編。
叔父に引き取られたダミアンの周りに彼を守る反キリスト者が集まってきます。
彼らに寄ってダミアンは自分の宿命に気づき、邪魔者を次々に葬り始めるのです・・・。
第三作が三十路ダミアン神との戦い編。
地位も名誉も手に入れたダミアン。しかし悪魔を滅ぼすべくキリスト再臨の啓示が。
神の子の存在により自分の力の衰えを感じたダミアンは・・・・・・。
ありがちですが、やっぱりだんだんと面白さが半減していきました(笑)。
最初の作品がオカルトホラーとしてすごく評価されているのは、
無垢な子供がそれとは意識せずに周りの人間を殺していくという恐怖感なんでしょうね。
もちろん幼児ですから、親代わり?の黒い山犬たんが人間に暗示をかけたり、
乳母と称して家庭に入り込んだ女が実は悪魔崇拝者だったり・・・。
殺害の方法がもう・・・すごいんですよ。今ならすべてR-15でひっかかりますね。
有名なのは、ダミアンの正体を父親に知らせる神父が避雷針に串刺しにされるシーンかな。
その暗示として、カメラマンが撮った写真に変な影が写っていたりして、それがまた怖い。
カメラマンも写真に現れた暗示の通りに死ぬわけですが・・・心霊写真だな。
やがて、第二作で宿命を知ったダミアンはついに自分の眼力で人間を殺し始めます。
ひとにらみで心臓麻痺。動物を操ったりもします。さすがは悪魔の子。
大人になると、いつのまにかたくさんの信者を抱えていて、もうなんだって出来そう。
実は第一作目から不死身のダミアンを殺せるメギドの剣が7本存在していて、
ダミアンはこれまでも何度となく命を狙われてきたんですが、
それを再び手にした使徒たちに命を狙われても悪の力に守られて切り抜けます。
・・・・・・三作目が先の二作と比べて駄作だと言われるのは、
そこまですごかったはずのダミアンがあっさり殺されてしまうからだと思います。
確かに「えっ?」って感じだった・・・・・・・。でもまあ・・・うなずけるけども。
結局、神の子が殺されてしまったのかどうかがわからんかったが・・・、
全体的にドラマとしてはしっかりとした物語なので内容のないホラームービーではないです。
あと、三作品通じてゴシックな音楽はよかった。映画の雰囲気にすごくあってた。
昔に観たっきりだったので怒涛の如く見られてよかった。ずっと気になってたんだよね。
これでうちのママン(映画好き)とも話が出来るわwww