「ダークナイト」 | サマンサの萌える毎日の記録

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2018年もよろしくお願いします!!

誰しもに「とにかく凄い」と言わしめた噂の「ダークナイト」を観にいってきました。
本当に、遅ればせながら・・・という感じなのですが、
もともとバットマンシリーズにはあまり興味がなかったのでww
前作の「バットマン・ビギンズ」も見ておらず、なんとなく見ないままだったんですが、
これの撮影後に、ジョーカーを演じたヒース・レジャーが急死してしまい、
とにかくそのジョーカーがすごいと聞き、なんとか凱旋公開で観にいってまいりました!!

で、どうだったかというと。

所詮、アメコミじゃないのとバカにしててどうもすいません。
思わず謝ってしまいたくなるくらい非常にシリアスで奥深い内容でした。

一市民でありつつもゴッサム・シティの自警として悪を倒していたバットマンが、
むしろシティを危険に晒しているとして市民から疎まれ始めている・・・
というのも新鮮でしたし、それそのものがすなわち犯罪であるとして、
警察にもマークされているのも意外でした。
もしこれが単純な勧善懲悪ならば、そこはシティのため市民のため、
感謝されこそすれ、まさか憎まれたり、疎まれたり、
そんなことになるなんて思わないでしょ普通。
そういう意味で、ヒーローものであるべきはずなのに実はアンチヒーロー的で、
そしてアメコミっぽくない、ある意味、ハリウッドぽくもない、
ドロドロとしたリアルが印象的でした。

しかしまあ、確かにこのジョーカーはハンパない。
最強に凶悪で、良心や常識なんてかけらも残っていない悪そのもの。
その場限りで雇ったマフィアを用が済んだら皆殺しなんて当たり前、
思いもよらないような方法で市民を脅し、警察を手玉に取り、命をもてあそび、
清廉潔白な人間を悪に貶め、人間の弱さを見せ付ける・・・。

それもこれもすべて、バットマンがいるから・・・!

(ハイ、ここから萌え転換)

シティ市民を人質にし、要人を狙い、自分以外の全てを裏切ることに躊躇いもない。
それもこれもただただバットマンを苦しめたい、という歪んだ愛によるものでした。
自分はバットマンがいるから存在する。バットマンは自分がいるから存在するのだと。

とくに印象的だったのが、アスファルトの上で二人が対峙するシーン。
バットマンが迫るときのジョーカーのゾクゾクとしたような表情、
「殺せ・・・殺せ・・・」とつぶやきながら、腕をだらりと下げ、
バットマンの駆るバイクの前に無防備に立ちはだかる姿。

結局、バットマンが自分を殺せないことは分かっているんですよね。
でもバットマンに殺されたいという願望を持っている。究極です。
自分を殺させることで、バットマンを殺人者に貶めたい・・・。

アメリカ映画にしては、とにかく深いなぁと思いました。
表面だけじゃななくて、そこまで濃く、内面を描いているのは珍しいような。

それ以外でも、とにかく影像の迫力もハンパない。
無理無理にでも劇場で観れてよかったと思いました。

「バットマンビギンズ」と合わせてDVD買います。即決。

ジョーカー