なんといっても懐かしかったのが、ウェイン・レイニーにケビン・シュワンツ、マイケル・ドゥーハン、エディー・ローソン、ランディ・マモラ。私が今でもいちばん面白かったと思っているあの時代の500ccレースを彩ったライダーたちの顔ぶれ。彼らがあの頃を懐かしみながらいろんなことを語ってくれる。とくにレイニーとシュワンツのくだりには
そしてそのふたりの関係によく似ているのが、ヴァレンティーノ・ロッシとマックス・ビアッジ。彼らはレイニーとシュワンツの関係よりもよりあからさまに不仲なわけですが(笑)。それでもライダーとしてコースの上ではあくまでレースを戦う。たとえコース外で殴り合おうとも。(こんな事件があったなんて知りませんでした・・・)さらに衝撃的だったのは、ビアッジが母親に捨てられた子だったということ・・・。だから今でも心にちょっとした傷を負っていて・・・おそらく他人とうまく付き合えないんでしょうね。それが、誰からも愛されるキャラクターのロッシとはまるで正反対なところで・・・。そりゃあビアッジからしてみればそんなロッシを羨ましいと思う気持ちもあるだろうけど。いやいや
もうシーズン終わってしまうけど、来シーズンはちっとは真面目に見ようかなと思いました・・・。ロッシとビアッジに来年も注目。ロッシは天才だからビアッジはきっとどう足掻いても勝てないと思う。でもそれでも立ち向かうビアッジを見たいじゃないか。
この映画のラストで、レイニーが「いまは人生を楽しんでいる」と笑顔で語っていた。半身不随になってもレースから引退したことは彼にとっては「解放」だったのだと言う。それくらいレースは過酷な世界なのだ。
でも本当のラストは、ライダーのみなさんが「公道ではバイクに乗らない方がいいよ危ないから」とか言ってるし「スクーターがいいよ」とか、スタッフにいたっては「あんなの危険だから絶対乗らない」・・・これ宣伝映画にはならんのとちゃう(笑)?

カンガルーにえさやるビアッジ(笑)