
タイトルどおり、言葉のない舞台。
それが今回のマシュー・ボーンの作品でした。
もう、モダンでもなんでも、これはバレエじゃない。
歌わないのでミュージカルでもないし、
当然セリフもないので演劇ではないんですが・・・。
それでも、ジャズポップスとでもいいましょうか、独特の軽快なリズムに乗せて、言葉もなく、
動きだけで演じられる舞台から一瞬たりとも目が離せませんでした。
舞台の上には、主人公と同じ格好をしたダンサーが3人。
その恋人役のダンサーが3人。
それぞれが微妙に違う動きをして物語は展開されていくのです。
見る前はちょっと分かりにくいかもなと思っていたんだけど、
ストーリーさえ分かっていれば全然そんなことなくて、
むしろもう完全に引き込まれてしまってました。
もともとのお話の設定が60年代のロンドン。
セットには、ビッグベンだのダブルデッカーだの、
わたしも大好きなイギリス臭がぷんぷんしていて、
そんな中でジャズの生演奏に乗せて、繰り広げられていく、スタイリッシュな舞台。
わたしは、これ好きですね。もういっかいくらい見てもいいかも。