昔、私がまだ小学生くらいだった頃。
よく母親がテレビを見て泣いていたのを覚えています。
内容は覚えていないのですが...。
多分、感動モノのドキュメンタリーとかドラマとか。
でも、同じ番組を見ている私にとっては
「こんなんで泣ける???」
っていう程度な内容だったことは確か。
お母さんは泣き虫だなぁ、と若干バカにしつつ横で見ていた記憶があります
そして、時は流れ...
私自身が「お母さん」になった今。
当時の小学生の私にひとこと言いたい
オトナは〝こんなん〟で泣けるのだ
年齢と涙腺のゆるさには正の相関関係があると思うんですよねー確実に
偉い学者先生が研究したら絶対証明されると思う、この法則。
ぜひ誰か研究して!!
なんなんでしょうか...
人生経験と共にいろいろ「実感」してきた想いが積み重なって、そういうテレビ番組とかに共感しやすくなるからですかね。
10代の頃は映画で泣いたことなかったけど。
ちょっと前に映画館で観た「Remember Me」なんてもうボロボロでしたよ
そんな涙腺緩みまくりな私。
それでもさすがに同じ番組・映画の2度目・3度目なら涙が出るまでは大概行かない
「Remember Me」も飛行機で2回目に観たときは涙までは出なかった
(子連れだから飛ばし飛ばしではあるけど)
ですが...
何度見ても、ぶわーっと涙が出てきてしまう動画があります。
それがこちら。
P&Gの紙おむつブランド・パンパースが制作したこの動画。
出てくるのは、赤ちゃんの一歳健診に来たお母さん。
初めて見たのは、まさに長男が一歳なりたての頃
衝撃的に涙が出てきて、自分でビックリした記憶があります
それから数ヶ月ごとにふと、この動画を思い出して検索して見て、その度にぶわーっと涙しています
人によっては小学生当時の私のように、
「こんなんで泣ける??」な動画なことでしょう
いったいなぜ、この動画が私の琴線にふれるのか...?
たぶん、この動画に出てくるお母さんの言葉が、まさに当時の自分が感じていたことだから。
さらに、この動画が言ってくれる、
「赤ちゃんの1歳。それはママの1歳でもある」
という言葉。
これになんか...ホッとするからだと思います。
思い返せば...
この動画を見ようと思うときって、自分が生活に疲れていたり悩んでいたりするときで。
そういうときにこの動画を見ると...
いまの私は
〝母親〟としては4歳で、
〝2児の母親〟としてはまだ2歳、
〝2児のワーママ〟としては生後6ヶ月の赤ちゃんみたいなものじゃん
だったら...
赤ちゃんじゃ上手にできなくても仕方ないよね
って思える
まぁ5歳になれば5歳なりの、
10歳になれば10歳なりの、
新たな悩みが出てくるのはわかってるんですが
それでも、その時々で
「まぁまだ5歳だしなー」
「小学生みたいなものだしねー」
「思春期ってやつかなー」
とか思いながら、気を楽にしていけばいいかなと思っています
そして。
これはもしかして子育てのことに限らず、新たな生活を始めたときは使えるかもしれません
たとえば。
マニラに引っ越して間もないあなた
いまのあなたは「生後○週間」「生後○ヶ月」の赤ちゃんみたいなものです
生活に慣れなくて当たり前
赤ちゃんなら夜泣きしまくり
それでも必ず、何ヶ月か経てば1人で歩き出してゴハン食べられるようになります
マニラ生活に慣れずに疲れている方が、もしいらっしゃったら...。
こう思えば、少し気が楽になりませんか??
さて、これでようやくマニラ旅行編&ついでの本帰国後編、終わりです
今後再開すること...あるかなぁ
もし再開するときは、またひっそりと
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