第二世代 | Life for Journey

第二世代

ここのところ、自分でも「ジャム」という言葉を使わなくなった。
けれど、よく見に行くバンドは、
今も「ジャム」を重視したバンドが多い。

フジロックのフィールドオブヘブン。

このステージは、日本の「ジャムバンド」たちにとって、
そこに出てLIVEすることが目標のひとつだった。

昨日インタビューしたSPECIAL OTHERSも、
「まずはヘブンに出ること」が、
バンドの大きなモチベーションになっていた、と口にしていた。

PHISHやストリング・チーズ・インシデント、ワイドスプレッド・パニック、
ボブ・ウィア、ディスコ・ビスケッツ…。

ヘブンに出演したアメリカのミュージシャンをラインナップすると、
なるほど、「ジャムバンドの聖地」と呼べるのも納得する。

それらのバンドを迎えたのが、
DACHAMBO、マジェスティックサーカス、SPECIAL OTHERS、らぞく、メルトーンなどだ。

ヘブンから飛翔していったバンドたち、
それが日本のジャム第一世代だと思う。

しばらく、第一世代に続くバンドが出ないと感じていた。

ところがここに来て、
いろんなバンドが、
自分たちのスタンスでツアーを続け、
イベントやフェスを主催している。

第二世代が、やっと自分たちの足下をかためていっている。

第二世代を代表しているのがこのふたり。
インダス&ロックスのJIROと、
no entryのマーシー。

20代後半で、同い年のふたり。

次の世代が育っていく。
ジャムという文化、シェアというスピリットが伝承されていく。


$Life for Journey-j&m


(TK)