トロンボーン・ショーティー | Life for Journey

トロンボーン・ショーティー

2年前、ニューオーリンズ・ジャズフェスに行った際、
「もっとも旬なニューオーリンズのミュージシャンは?」
という問いかけに、
多くの人が「トローンボーン・ショーティー」と答えてくれた。

ジャズフェス期間中に開催されたハウスオブブルースでのライブは、ソールドアウト。
今やニューオーリンズ音楽の、
ヘッドライナーのひとりと言っても過言ではない。

ニューオーリンズを代表する音楽一家、アンドリュース家に生まれ、
4歳からステージに立ったショーティー。
インタビューでは、2005年のカトリーナによって崩壊してしまった、
トレメという音楽文化の、
最後のミュージシャンであると自分で語っていたショーティー。

まだ20代中盤の若さにもかかわらず、
ニューオーリンズの伝統を、
しっかり身体のなかに染み付いているのは、
生まれ育ったトレメでの毎日があったからなのだろう。

ニューオーリンズ音楽だけはなく、
レニー・クラヴィッツのツアーメンバーに選ばれるなど、
ロックやヒップホップなど、
音楽の幅も広い。
踊らせてくれるエンターテインメント性もある。


水曜は大阪、木曜は東京で来日ライブが行われる。

日本では、まだ小さなハコで見られる幸運。
ジャズ、ファンク、ヒップホップ…。
そんな音楽がミックスされたダンスミュージック。
ライブのクオリティは、間違いない。

$Life for Journey-TS

(TK)