GALACTIC@リキッドルーム | Life for Journey

GALACTIC@リキッドルーム

ニューオーリンズサウンド~ファンクが、Galacticの十八番だ。

ファンクから先のリズムを開拓しようとしていたGalacticが、
自分たちの場所であるニューオーリンズに回帰しようとした。
去年の来日公演でそう感じ、
その気持ちはニューオーリンズで彼らを見たとき、確信に変わった。

新しいリズムを探すのももちろんいいのだけど、
僕はより「ニューオーリンズ」を受け継ぐバンドとして、
Galacticには覚悟を決めてほしい。
そんなことを思っていただけに、
彼らの回帰は大歓迎だった。

そして土曜の夜…。

メタモルフォーゼが台風で開催中止となり、
急遽、リキッドで彼らのライブが行われた。

土曜の真夜中、しかもライブの告知をしてから数時間。
それにも関わらず、リキッドは満員。

不謹慎だろうけど、
台風が接近していると心が騒ぐ。
自分を守ろうとする動物の本能が動き出すのだろうか、
心が動き出す。そして発散したくなる。
そんな気持ちのファンが多かったのだろう。
深夜のリキッドにはエネルギーが満ちていた。
過去のどのGalacticの来日ライブよりも、
バンドからエネルギーが放たれ、
そのエネルギーがリキッドルームのなかで充満していた。

ライブに求めるものって、このエネルギーの集中なんだよなぁ。

メタモ中止からすぐライブの実現へ動き出したみなさん。
本当にありがとう。

バンドも、ファンも喜んでいるはず。

そしてメタモスタッフ。
今年の天候は残念だったけれど、
来年は、さらにみんなの気持ちが集まるような気がします。


(TK)


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