MUTE BEAT@リキッド
80年代の東京。
エッグマン、クロコダイル、ピテカン、インクスティック芝浦、インクスティック六本木…。
いろんな場所でMUTE BEATのライブを見た。
最初に見たのは、こだまさんと屋敷さんがバンド内で対峙していた頃で、
しばらくして屋敷さんはバンドを辞めてイギリスへ渡った。
その後メンバーチェンジをし、
こだまさんを中心としたMUTE BEATになった。
その時代のライブを、もっとも見ているかもしれない。
メンバーは、松永さん、朝本さん、増井さん、今井さん、宮崎さん、そしてこだまさん。
音がソフィスティケイトされていった時代…。
こだまさんはライブ中に「二十数年振りのライブ」と言っていたけれど、
それは屋敷さんが在籍していたMUTE BEATを指してのものだったのだろう。
僕が見たMUTE BEATのラストライブは渋谷公会堂のワンマン。
90年だったと思う。
とにかく21世紀に入ってMUTE BEAT初のライブは、
僕がよく見ていた時代のメンバーが中心で、
変わっていたのはドラムが今井さんから屋敷さんになっていたことだった。

ライブがスタートしたのは9時をちょっとまわった頃。
会場にいたのは、20代から30代にかけてのMUTE BEAT初体験組と
40代のMUTE BEATと一緒にクラブで遊んでいた親父。
どっちが際立つわけではなく、
どちらも居心地よく、音にまみれている。
こだまさんがステージでこんな発言を繰り返す。
「MUTE BEATはノスタルジーではないんです』
確かにその通りで、
変わっていないのだけれど、現在進行形の音が放出される。
ライブは一時間ちょっとの予定、と聞いていたのだけど、
3度のアンコールを含め約2時間半。
終わったのは、11時半近くになっていた。
懐かしいという感情よりも、
今の時代でも輝いているダブという進化性を楽しんでいた時間。
今後もMUTE BEATとしてのステージに、
期待がつのってしまう。
ちなみに、2時間半のライブのなかで、
こだまさんのトークが1時間近く。
その話を楽しめたのが、20数年を加えた年齢かも。
(TK)
エッグマン、クロコダイル、ピテカン、インクスティック芝浦、インクスティック六本木…。
いろんな場所でMUTE BEATのライブを見た。
最初に見たのは、こだまさんと屋敷さんがバンド内で対峙していた頃で、
しばらくして屋敷さんはバンドを辞めてイギリスへ渡った。
その後メンバーチェンジをし、
こだまさんを中心としたMUTE BEATになった。
その時代のライブを、もっとも見ているかもしれない。
メンバーは、松永さん、朝本さん、増井さん、今井さん、宮崎さん、そしてこだまさん。
音がソフィスティケイトされていった時代…。
こだまさんはライブ中に「二十数年振りのライブ」と言っていたけれど、
それは屋敷さんが在籍していたMUTE BEATを指してのものだったのだろう。
僕が見たMUTE BEATのラストライブは渋谷公会堂のワンマン。
90年だったと思う。
とにかく21世紀に入ってMUTE BEAT初のライブは、
僕がよく見ていた時代のメンバーが中心で、
変わっていたのはドラムが今井さんから屋敷さんになっていたことだった。

ライブがスタートしたのは9時をちょっとまわった頃。
会場にいたのは、20代から30代にかけてのMUTE BEAT初体験組と
40代のMUTE BEATと一緒にクラブで遊んでいた親父。
どっちが際立つわけではなく、
どちらも居心地よく、音にまみれている。
こだまさんがステージでこんな発言を繰り返す。
「MUTE BEATはノスタルジーではないんです』
確かにその通りで、
変わっていないのだけれど、現在進行形の音が放出される。
ライブは一時間ちょっとの予定、と聞いていたのだけど、
3度のアンコールを含め約2時間半。
終わったのは、11時半近くになっていた。
懐かしいという感情よりも、
今の時代でも輝いているダブという進化性を楽しんでいた時間。
今後もMUTE BEATとしてのステージに、
期待がつのってしまう。
ちなみに、2時間半のライブのなかで、
こだまさんのトークが1時間近く。
その話を楽しめたのが、20数年を加えた年齢かも。
(TK)