88の取材で釧路へ。
「アイヌ長老の教え」を連載してもらっている秋辺さんに会うためだ。
秋辺さんは、アイヌの文明を
次の世代に繋げるべく活動をなさっている。
お話を聞いていると、
いつもアイヌの智慧が、いかに自然にそくしたもので、
今後の我々にとっても必要なことなんだと納得する
釧路は太平洋岸とあって、雪は少ない。
けれど、それだけにキーンとした冷たさに町が包まれている。
降った雪がアイスバーンとなり、そして氷となっている。
この氷は、春になるまでとけないという。


常に氷点下の町。
夜は北の幸を求めて町を徘徊。
暖かいものを喰っても、アルコールを身体に入れても、
外に出ると酔いはさめてしまう…。

(TK)