6/6のオープニングイベントにはデトロイトが誇るエミネムが野外コンサートに出場したり盛り上がりを見せたらしいミシガンセントラルステーション。
 10日間建物の内覧できると知って覗きに行ってきました。

 

そびえ立つミシガンセントラル・ステーション。

 

 

 

 

内覧の入口。無料ですが、近くにあるQRコードから登録は必要。

 

 

 

 

内覧には列ができていました。

 

 

ミシガン・セントラル・ステーションは1913年に開業し人々のデトロイトへの玄関口として中央駅の役目を担っていた時代は75年間。

 
私の仕事の60代の同僚は小学校のスクールトリップはここの駅から電車に乗ってグランドラピッツへ行ったとか!
 
1988年に閉業した後は、フォード自動車が、2018年にここを購入するまで30年間廃墟として野晒しにされていた。こちらが、展示されていた写真。リノベ前。

 

 

 

 

 

新たな息を吹き込むために6年に渡る修復作業で蘇らせたその建物の痛み具合の酷いことと言ったら、あと数年遅かったらもう修復は不可能であったという事はいくつもの展示の説明の中に書かれていました。
 
廃墟の様子をこのように写真で展示で見ることができるのですが
痛み具合は今回の修復後からは想像もできないような酷いものでした。
こちらは、ホールからチケットブースの方向を見た写真。

 

展示されていたビフォアの写真。

リノベ後の今回撮ったアフター。

 
 
 
 
 
 

 

チケットブース。(ブログ最後に添付してあるサイトより拝借)

 

 

チケットブース、アフター

 

 

 

 

またこの駅舎、ニューヨークのグランドセントラル駅の駅舎を建てた建築家と同じ!

(ニューヨークの建築家ウォーレン&ウェットモアとミネソタ州セントポールの建築家リード&ステム)

(撮影2022サンクスギビング)

内装の吹き抜けの雰囲気が似てたから後で知って納得!

 
 
 
このフォード自動車が買い取りイノベーション事業を推進させた事、デトロイト近郊に暮らしなんやかんや5年目になりホーム感が出てきている私にとっても誇らしい気持ちになりました。
ミシガンセントラルステーションから通称ミシガン・セントラルへ。
鉄道駅舎としての機能は無いのは少々残念ではあるのですが、ミシガンデトロイトの技術と文化のハブとして地域経済も活性化し革命を起こしていく場所になっていくという構想は実現していきそうな予感がしました。

 

 

 
 
 
 
30年の廃墟の時代に芸術家によって描かれたグラフティもミシガン・セントラルの歴史の一部と捉え、出入り口の一部にそのグラフティがそのまま保存されているところがありました。

 

 

 

 

復興へのデトロイトのまたまた大きな一歩。今日のような明るく安全な賑わいが今後も続いて行くといいなぁと願います。
 
 
夏休みの間また内覧日が予定されているようです。
 

歴史を知る展示や、リノベーションがどのように行われたかの展示が充実。

 

子供コーナーもあり、レゴで作ったミシガンセントラルの展示(↑)もあったり、

家族でのお出かけにも配慮されていました。記念Tシャツやロゴバックなどが販売されているショップもありました。

 

 

ミシガンステーションの前の通りは、おしゃれな美味しいレストランも軒を連ねていて、ここは明るく賑わっていく場所であること間違いなし!

私もまた足を運びたいと感じるエリアです。
 
 
ミシガン・セントラルの詳細と内覧の情報についてはこちらのサイトより

 

 

 

写真を参照したHistoric Detroit.Orgのサイトはデトロイトの建物の歴史について詳しくまとめられています。