ミシガンにきて5回目の春に
春真っ先に咲く白い花の木は花りんごだけではなく、豆梨の木だということを知りました。
ミシガンの花木はりんごの花(apple blossom)。
その先入観もあり、春1番に白い花を咲かせる花木は花りんごの木だと思い込んでいて、特によく調べもしなかったのです。
この春に初めて、ケンタッキーに住む友人とのやりとりで私の思い込んでいた白い花は豆梨という木かもしれないということを知りました。
豆梨という木、こちらではflowering pearとか
Bradford pear tree と呼ばれ、あまり馴染みが無かったが日本にも生息する木。
ラテン名はPyrus calleryana Decne。
一方、花りんごの木は一般にはflowering crabやCrabapple treeと呼ばれ、
実は食べられない花りんごの木。
定義としては実が2インチ以下のものは
Crabapple と呼ばれるらしい。
この4年私が花りんごだと思っていた白い花咲く木のどのくらいが
本当にりんごの木で
どのくらいが豆梨の木なのだろうと
花が咲き誇るここ2週間、どちらの木なのかが気になって仕方が無い。
今日は植木屋に立ち寄って、まさに満開のflowering crabを目の前に眺めていたら、お店のスタッフに声をかけられたから、疑問を話したら、説明をしてくれた!
豆梨の木はオーバル型で
花りんごは樹形が丸い。
それに豆梨は35ヤード以上大木になる。
豆梨は実生で増えるinvasive plantsで、彼方此方で実生で生えている木があり、オハイオ州では新たな植栽が禁じられたとか。
花りんごは花が香るのだよ、と聞いて嗅いでみるとほんのり花の香り。
そして花も近くで見ると表情が違います。
夕刻、娘の習い事できたコンサートホール前に
両方植わってた!
まさに白い花が満開。はい。こちら花りんご!
そして
こちらが豆梨。
ちょっと終わりかけなので、
4/12に撮った近所の満開の写真を↓
大きな豆の木でないので、樹形はオーバル形とは言えない。
遠目でこれでけで見ると、やはり見分けがつきにくい^^;
花が全盛の時は葉は出てないのですが
葉が出ると葉の形が違うので一目瞭然です。
でも意外や幹は判断つきずらい。
こちら花りんご
こちら豆梨
どちらもバリバリ剥がれ系。(結構これも個体差があり)
早春の白い花にただただ気を取られていましたが
遠くからまずは樹形
近づいて花と葉を見れば豆梨とりんごの違いが少しずつわかってきた気がします。