絶滅危惧種の名護蘭が、いい匂いを放って、長く咲いてくれています。

風蘭も、それぞれの苗の機嫌によって、つぼみつけたりつかなんだり。
寒い冬の間は、雨晒し、乾燥した冷たい風に晒され、縮こまり、成長もくそもなく、春には生きて復活するのかな?ぐらいに、惨めな姿だった。
そんなセッコク、風蘭の類いが、間違えずに復活してくれて、新たな瑞々しい根っこの先っちょを、成長著しげに、伸びやかに、目を楽しませてくれる。
これだけで、わたしゃ幸せだよ、と、風蘭の復活成長喜び依存で、脳みそふにゃんふにゃんです。

昨日は、陶芸。
農道に車を駐車して、先生のお宅へ向かう。
田植えの済んだばかりの田んぼで、バケツを持って、何か作業をしておられる奥さんがいはって。
「何をしておられるんですか?」
「たにし」
「たにしがね、ほら、こんなに大きいのん。植えたばっかりの苗を、全部食い荒らして、ほら、ここらへんの苗がすっかりなくなってるでしょ?」
「退治してるの」
私の小さい頃の記憶にある小さなたにしではなくて、こんなんアサリやん!級のおそらく、外来種のたにしが、大繁殖。
そして、その外来種たにしの卵は、可愛いピンク色で、水に浸からないような稲苗の少し上に産み付けられている。
そして、その卵は、水に浸かると、死んでしまうそうな。
だから、ちゃんと、水に浸からない苗の高さの所に、産み付けられて、くっついています。
今年は、梅雨入りが遅く、卵が水に浸からない、濡れなくて死なないから、でかいたにしが大繁殖する、という流れ。
もうそろそろ、梅雨入りして欲しい、と、願わずにはいられませんでした。
