下絵三枚目が出来上がりました。


昔なら、塗り上がった❗と、喜んでいたかも。


言わぬが花、なのだろうか?





そもそも、遠近法がどうやとか、光がこっちから当たれば、こちらに影がという、陰影の関係性も何も、知りません。

個性など必要のない、崇高な基本である、デッサンも、習った事ない。


今から独学で、学ぼうとも、思わない、
面白くないのわかってるし。


日本の琳派の屏風絵なんかも、デッサンなんて、そんなの関係ねぇ、って、感じやし。


十二単着た人の絵の顔なんて、目は線で、鼻は平仮名のく。
口は、点で。


それが、やんごとなき方々の麗しき御顔やと。

また、それこそが、日本の伝統ですと、アカデミックな現代人も崇めてるし。


だからと言って、下手くそな自分のんが、許される理由にはならないけど。




5歳の子供が喜んで描いてる塗り絵に非常によく似た、大人の塗り絵みたいなもん、かも知れない。



そんな風な、シニカルな目で見ると、悩みがつきません。


それでも、今の私の精一杯で。
作業途中の楽しさやら、喜びやら、耳から漏れ出て来そうな、粗末な脳みそを、使い古しの菜箸で、ぐるんぐるんかき回して、描いてるねん。
あらゆる、感情移入のために。