私の描くキャラクターの、黒耳さんが、
このかごの蓋裏にいます。
そちらメイン、と、考えていたので、
表面は、適当、じゃないけど、
いっぱいなんかしよう、とは、思てませんでした。
その、かごボックスの、蓋表が・・・
こーんなに、なりましたよー!!(び・つ・く・り!です)
昨日は、岩倉マダムんちのトールレッスン。
マダムは、ご自宅近くにお住まいの、
御母堂が、
前から、既に、ちょっと、
ややこしくなっておられて、
昨日も、その、たいへんそうな状況、の、片鱗を、
私達は、見てしまいました、拝む気持ちで。
たぶんマダムは・・・
その、たいへんな状況下の、
気を鎮めるツールとして、
トールしたり、刺繍したり、してきはったんやろうな。
私も、似た所があるけど。
とにかく、表側の蓋が、こんなにグレードアップ、
図らずも、素敵な誤算が、
大好き、嬉しい。
ありがとう、マダム。
だってぇん、殆どやってもろた。
私が筆で描き込みすると、
ラインがプルプル震えたり、
急に太くなったりするんやもん。
マダムは、見ていて、もどかしくなったのでしょう。
レッスン後、実家の母が入院している病院へ。
がりがりに痩せこけた腕に、
点滴の針が、痛々しくて、見てられへん。
「・・・悲しい・・・もう、はよ帰り」
奇跡や、と、思いました。
久しぶりに聞く、私が知っている母。
ここ1~2年の、悪態をつくモンスターではなく、
まともな母の、慈愛の言葉を、
反芻し、噛みしめ噛みしめ、
帰宅途中の道すがら、
満開の夜桜がぼーっと、浮かぶけど、
涙でにじんで、さらにぼーっと、浮かぶ。
目に飛び込んできた王将の看板に、
胃が反応したのでしょう、
餃子買って、帰ったの。